名のない記念日 / 下り坂のジャケット写真

歌詞

名のない記念日

Namiuchi Lab.

変わらないものなんて

ないと思いながら

可もなく不可もない

生活を目指している

こんな風に時々歌を歌うけれど

可愛らしい夢ばかり

見てはいられない

宝箱の奥にしまった貝殻たちは

あの日のように

光ってくれるだろうか

まばたきの隙間 揺れた景色が

同じ色に光っている

鳴り止まないメロディーと

色褪せない日々に

気づくことなくただ繰り返した

変わらずそばにあると気づいたなら

もう目が逸らせないな

わからないことも言いたいことも

今でもたくさんあるけど

書き溜めては吐き出せずに

鼻で笑って閉じ込めた

できるだけさりげなく

言葉を選びあって

悲しかったことでも

笑えるみたいに

勘違いをした振り

続けているけどまだ

唐突な別れには慣れない

捨てきれないもの全部を

背負い込んだまま

眠らずにこの夜を飛び超えたい

回る回る視界にはまだ消えない

煙が泳いでいる

立ち止まっていても

また歩き出しても

ずっと俯いてる

なんてばかみたい

ままならない日々に涙が溢れても

傷ついたままでもかまわないの

抱きしめたいもの全部を

光らせるように

今日だけの声にして

  • 作詞

    なりた

  • 作曲

    シンポトモヒロ

名のない記念日 / 下り坂のジャケット写真

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「A/B面シングルを作ろう」というコンセプトから作られた今回のリリースは、A面楽曲「名のない記念日」、B面楽曲「下り坂」で構成される。「名のない記念日」はキャッチーなメロディラインや繰り返されるフレーズがバンドアンサンブルの上に展開され、きらびやかな印象を与える。一方「下り坂」では落ち着いたピアノの音色を軸に、繊細に各パートの演奏が織り成されていく。Namiuchi Lab.の楽曲へのこだわりを、対照的な2曲通して聴くことで楽しめるシングルになっている。

過去プレイリストイン

名のない記念日

Spotify • New Music Everyday - tuneTracks (curated by TuneCore Japan) • 2023年1月29日

アーティスト情報

  • Namiuchi Lab.

    「シティで生きるためのポップ」を鳴らす、東京を拠点に活動する5人組バンド"Namiuchi Lab."。 1stシングル『アクセルを踏めたら/そぞろ』を2021年10月にデジタルリリース。2022年に入ってからはライブ活動を開始。2022年5月28日には、メンバー全員がそれぞれ作曲した曲が収録されるバンドの自己紹介的1stEP「まちなみ」をリリース。 歌を中心に置いた日本のポップス、とりわけフォークロック・シティポップを鍵に、ジャンル間の心地よいクロスオーバーの可能性を探っている。メンバーそれぞれが作曲・アレンジを行う。紡ぎ出される作品群は、風通しが良いポップネスと同時に、随所に光るフェティッシュが共存する独自の質感。 懐かしいようでいて新しいナミウチ・サウンドが今、耳早いリスナーに注目を集めている。

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