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2020年から活動を開始させた新潟出身のラッパー、Foolsdayboy。歯切れ良く言葉を乗せ、時に荒々しく時にしなやかにビートを泳いでいくこの新鋭の1stアルバムが本作だ。前半は先行シングル「Bright World」、「Nightwalker」でも聴かせたロッキッシュなギターが主導する曲やトラップといったアグレッシヴな路線が並び、後半にはジャズやソウルの香りが漂うメロウなアプローチや内省的な顔も覗かせる。制作陣には新潟からWooRockとDJ KOLに加え、K.E.M.、湯煙bee、H0ZUK1、kakasiが参加。客演はラッパーのChan-Kとヴォーカリストのmahiroの新潟勢二人のみに絞り、全16曲でFoolsdayboyのラップをじっくりと聴かせていく。リスナーの心に確かに旗を立てる、名刺代わりの一枚に相応しい快作だ。
2000年4月1日生まれ、新潟出身のラッパー/ビデオ・ディレクター。同じ新潟出身のラッパーのsagwon、イラストレーターのfu34shiと共にコレクティヴ「RUBiK」で活動する。2020年からラッパーとしてのキャリアをスタートし、始めた年のうちに1stフルアルバム「Awesome Fools」をリリース。その後もEPやアルバムなどをハイペースで発表し、作品を重ねるごとに新たなラップスタイルやサウンドを開拓する挑戦的な姿勢を見せている。また、2024年頃からはビデオ・ディレクターとしての活動を本格化。2025年には映像ブランド「CubeOwl Film」を始動し、Gam BallやVCE NAVAなどのMVを手掛けている。2025年にはアルバム「Stay Foolish」でフロリダ勢からの影響を消化した新たな音楽性を提示し、同作から5曲のMVを発表。ラップと映像の二つの分野で精力的に活動し、ハードワークの中で成長を続けている。