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2020年から活動を開始させた新潟出身のラッパー、Foolsdayboy。歯切れ良く言葉を乗せ、時に荒々しく時にしなやかにビートを泳いでいくこの新鋭の1stアルバムが本作だ。前半は先行シングル「Bright World」、「Nightwalker」でも聴かせたロッキッシュなギターが主導する曲やトラップといったアグレッシヴな路線が並び、後半にはジャズやソウルの香りが漂うメロウなアプローチや内省的な顔も覗かせる。制作陣には新潟からWooRockとDJ KOLに加え、K.E.M.、湯煙bee、H0ZUK1、kakasiが参加。客演はラッパーのChan-Kとヴォーカリストのmahiroの新潟勢二人のみに絞り、全16曲でFoolsdayboyのラップをじっくりと聴かせていく。リスナーの心に確かに旗を立てる、名刺代わりの一枚に相応しい快作だ。
2000年4月1日生まれ、新潟出身のラッパー。コレクティブ兼レーベル「RUBiK」主宰。Warbo(RoadLeef/Pitch Odd Mansion)の楽曲「Hayate」に強く心を打たれたことをきっかけに、2020年からラッパーとしての活動を開始。活動を始めたその年に1stフルアルバム「AwesomeFools」をリリースし、以降もEPやアルバムなどをハイペースで発表している。アグレッシヴなフロウと音楽への探求心を武器に、ラップ・ミュージックの実験を繰り返している。