Lyric

今晩時間はあるかい

少し遠くへ行かないか

名もなき仮面のような二人にも

気晴らしなんかは必要さ

洒落てる車を借りたよ

初めから君が来るつもりで

国道に沿って延びる門限と

フロントガラス越しの音色

きっと誰も彼もが濡れてしまう

悲しい涙の雨に

アンテナひとつ立てて

君と正しいリズムの中へ

どうしようもなく

君の笑顔に見惚れてしまうばかり

いつまで素顔を隠すの

見たことない君を見たくて

意地悪な一言を言ってしまう

僕は愚かかもしれないね

ずっと待ち焦がれていたよ

いつも明るい笑顔の君が

呆れた顔をしては

すこし怒っていじける様を

そんな顔でさえ

愛しく思い見惚れてしまうばかり

きっと独りよがりの果てに

僕は悲しい涙の雨に

酷く打たれてしまう

しかし正しいリズムの中で

どうしようもなく

君の笑顔を思わずいられない

きっと誰も彼もが濡れて

酷く打たれてしまう