Lyric

割とうまくやってるよ 話し方がだいぶ変わったよ

ただ街に替わるがわる 流れる新しい歌は 耳になじまくて胸の表面を滑り落ちる

君と過ごした季節の キラキラしてた頃に 良く聴いていた歌を最近やたら聞いているよ

覚えてる？西日でオレンジ色の部屋 もうかぐことのできない匂い

不必要に強くドア閉めて 「諦め」という名の覚悟決めて進む

鴨川のぬるい日差しは 今日もまだ僕らを包み込んでますか？

根拠の無い勇者達の遠吠えを包み込んでくれますか？

別れと出会いの季節は 幾度となく訪れ その度マヒして忘れて寂しさだけが募る

君のいないこの街の 路を行き交う人達は 歳をとらないで僕だけが随分と浮いてるよ

繰り返し このまますっかり歳老いて 案外に平和な世の中で

またこの景色眺めに来るよ それまで何度でも次の春を迎えよう

鴨川のあの桜は 今はまだ僕らを突き放すんだろうな

根拠の無い勇者達を残酷にあざ笑ってるんだろうな

繰り返し 繰り返し チャチな伝説の繰り返し

キミ と ボク の長いようで短い季節の繰り返し

鴨川の月明りは 今日もまだ僕らを包み込んでますか？

根拠の無い勇者達の遠吠えを包み込んでくれますか？

鴨川のあの桜がいつまでも僕らを待っててくれるから

「まだやれる」「大丈夫」 チャチなセリフで 奮い立たせて 進む