歌詞

同じ空の下で誓い合った言葉ならば

忘れることもなかったのか

いや、

曇天を貫いた天啓に眩む羞明

歴史と暗順応のコントラスト並べ

六条河原、打ち切り

"誰も救ってくれなかったから

また夜が明けてしまった"

マジックミラー越しのシリンダー

君は居ますか、そこにいますか？

否、不信感と自己嫌悪が隆起した

この列島が海へ還る

それ迄の声

同じ空の下で誓い合った言葉ならば

忘れることはなかった

神の裁きも無い秤なら僕が

撃鉄を起こす

お天道様、視えていますか

痛みも分からぬ者ばかりが

奪い取って生き残って

罪深く気枯れた空白の空

目

踏み外す度に表情を歪める

曇天の行先

義を語らぬ奔放の混迷

血が濁る

血が濁る

人口と星々、人工の女神

海を隔てたのは民族

よりも排他的精神領域

文明のパンゲア

バラバラにしてやる

同じ言葉の上で交し合った心ならば

行き違うことも無かった？

愛し合い、殺し合わせて

去勢するんだ。この星と僕は

何処までが神だ？

十重桜のひとひらに見合うだけの

質量は奏でる

アニマ、断ち切ってくれよ

万物の水平線

同じ空の果て、誓い合った言葉

もう何も分からないくらい

君も僕も流転して

ゆけ

同じ筈の世界で分かち合った心はまだ

同じ空を映しますか

何も人を咎めないのならば

誰が

引き金を引くのか

お天道様、視えていますか

正しく生きたかったあの子を

寄って集って踏み躙って

今も裁かれないまま笑顔でいる世界が

大嫌いだ

ぶっ壊れろ