水底に夏を置いてのジャケット写真

歌詞

回遊魚

ほわほわ

きみの やけに濡れた頬をなぞる

したう涙をみつめながらきみのあたまをなでる

そしたらきみは

どんどんどんどん崩れ落ちていく

街を出ようなんて言わないで

くたびれた街が残した写真を辿って

ねえ冷えきった床に触れる指先 言葉詰まる度に唇が 乾いていく

抑えた宙に乗せたって揺れを失ってくだけで点滴の鎖に繋がれて朝がくるんだ

心事アルコール消毒しちゃって迷う姿は感情の化身みたい!

ねえメリーゴーランドみたいにずっと踊り狂って回りを見ないで

羽根を伸ばす 遠ざかり透けてってしまう羽根 この手はもう届かないかな

アナタをおちきらせないためにずっと放埓的でいるよ

社会性なんて捨ててこの霧がかかった今にとじこもっていようよ

ずっと泡沫のような日常 紡いで いけるでしょ!!!!!

置いていかないでね!!!

美徳に変えて終わらせないで

草臥れた街で残した思い出辿って

ねぇ 移ろいだ先で思い詰め込んでまぼろしびよりに溶け込んでいく 戻れないね

歪んだ宙に浮いたって意味を失っていくだけで

天国への糸が塞がって今を結ぶ

心ごと灰のように染めちゃって震う姿は空ぁぽの化身みたい!

ねえメリーゴーランドみたいにずっと回り続けて息を切らして

右手を出す 羽が途絶えてしまっても

あなたの思い出で在りたい

アナタの頬が緩むようにやわいおとを奏でる!

くだらない会話 日が落ちる通学路を思い返すように

ずっと退廃的な愛情をうたって!奈落ちる。

覚えててね

アナタの溢れる涙を見てわびしい温度が伝う

最初を忘れたのはいつの頃だったかな

遠くを見つめる横顔 何を悟ってるの

アナタが眠り続ける度に時が流れていくね!

世間体なんて捨ててでも冷えきった手を離せないよ

羽を咲かせたあなたは あわく記憶と成った!!!

愛してるよ

あいしてるよ

きみを思い返す

回り続けた春は終わりを告げる

  • 作詞者

    しま

  • 作曲者

    しま

  • レコーディングエンジニア

    岩崎光希

  • ミキシングエンジニア

    岩崎光希

  • マスタリングエンジニア

    岩崎光希

  • ギター

    uuto(taste)

  • ドラム

    ume

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ほわほわ『水底に夏を置いて』

過ぎ去ったはずの夏が、耳の奥でまだ鳴っている。

『夏と耳鳴り』から『回遊魚』へ。同じ主人公の時間をたどる二曲を収めた作品です。忘れたいのに忘れられない記憶を抱え、同じ場所を巡るように泳ぎ続ける。季節だけが先へ進んでいくなか、置き去りにできなかった想いを歌にしました。

水底に沈めた夏は、もう見えなくなっても、消えたわけではないのかもしれません。

アーティスト情報

  • ほわほわ

    ほわほわは、言葉にできなかった感情や、 過ぎ去った時間の余韻を音楽にするバンド。 耳に残るメロディーと、情景が浮かぶ歌詞を通して、恋愛や喪失、その先に残る思いを描いている。 楽曲「夏と耳鳴り」「回遊魚」「透明」は、 ひとつの物語を時間の流れに沿ってたどる作品。「Floating」では相手の視点からその物語を見つめ直す。曲ごとに異なる景色を持ちながら、聴き進めるほどに作品同士がつながっていく。 繊細さと衝動が交わるライブを重ねながら、誰かの記憶にそっと触れ、長く残る音楽を届けている。

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