足りない記憶 涙で隠した
最後の嘘に 気づかないように
気づいてしまわぬように
幻みたいな 一夏の恋を
歌にして 綺麗に飾れば
忘れられるはずだった
君の声が、匂いが、記憶が
色褪せずに残っているうちは
まだもう少しだけここにいさせて
子供みたいに自分の傷を確かめさせて
途方もない未来がただ続いていく
こんなふうに大袈裟に言えば
救われるような気がしてた
あの日君と見た映画のオチが
今頃になってしっくりきた
あの時にちゃんとわかっていられたら
僕らはどんな結末を迎えてたんだろう
何もかも満たされないこの世界で
君がいればそれでよかった
なのにいつからか君に君以上を求めていた
乾いた空気と冷ややかな風が
茹だるような熱を冷ましていく
まだもう少しだけ夏でいさせて
- Lyricist
keiji
- Composer
keiji
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Canna
keiji
2nd digital single by singer / songwriter keiji.(self-produced)
Unlike the dance number of the first single, a slow ballad reminiscent of the end of summer.