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2000年代初頭の深夜アニメ(『フリクリ』や『ガンスリンガー・ガール』など)のオープニングテーマを彷彿とさせる、疾走感と切なさが交差するシンセ主体のインディー・ロック/ドリーム・ポップです。
128BPMのドライブ感あふれるエイトビートに乗せ、Juno-106のヴィンテージなシンセパッドとテレキャスターのジャングリーなクリーンギターが眩い音の渦(ノイズ・ポップ/シューゲイズ・ライトの質感)を生み出します。少し鼻にかかった透明感のある女性ボーカルが、感情の昂ぶりとともに見せる「声の裏返り(エモーショナル・クラック)」が、過ぎ去っていく青春の焦燥感を痛いほどに伝えてきます。
テーマは、孤独な魂同士が触れ合った瞬間に生まれる「静電気」のような不可逆的な引力。「無意味なふりをしてやり過ごす大人」になろうとしても隠しきれない、ごまかしのきかない感情の爆発を歌っています。
リディアン・スケールを用いたCメロ(ブリッジ)でのエモーショナルな頂点から、1.5倍の長さに拡張されたラストコーラスへと駆け抜ける展開は圧巻。「届かなくても君の名前を呼ぶ」という真っすぐな祈りが、聴く者の心を強く打つアンセムです。
Negi0723は、感情の揺らぎと都市の空気感を繊細にすくい取るミュージシャン。 エレクトロニックとポップ、オルタナティブの要素を横断しながら、 きらめきとノスタルジー、衝動と内省が共存するサウンドを描き出す。 印象的なメロディと映像的なリリックが特徴で、 一瞬の感情や夜の断片を切り取るような楽曲世界は、 リスナーそれぞれの記憶や物語と静かに共鳴していく。 ジャンルに縛られず、感覚を信じて音を紡ぐ。 Negi0723の音楽は、日常と非日常の境界線をやさしく溶かしていく。