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Inverted CitiesはYama Yukiが過去に訪れた都市の未来の姿を想像する中で作られた。このアルバムの音はクラウトロック、アンビエント、ニューエージ、日本の環境音楽、プログレ、シンセサイザー音楽など様々な音楽に影響されている。これは音による世界旅行であり、時間旅行でもある。シウダー・デ・レステ(パラグアイ)にあった視覚の全てを覆うような電化製品を宣伝する看板の群れ、マニラ(フィリピン)の中心部にあった無限に拡張していくような巨大なショッピングモール、モンテビデオ(ウルグアイ)の海沿いの、陽光の中で静かに朽ちていくような歩道。これらの過去の風景は未来のある時点でどのような姿をとっているのであろうか。それらの都市の風景は記憶の中で断片化され、他の都市のイメージと混ざりあったり、純化されたりしながら、未知の風景を形作っていく。
全ての音はソフトウェアシンセサイザープリセットとVSTエフェクトにより作られており、制作にハードウェア機材は使用されていない。
Yama Yukiは東京を拠点にするコンポーザー、サウンド・アセンブラー。Yamaは曲自体に加え、音や曲が作り上げられるプロセスにも着目し制作を行なっている。作品はGood Morning Tapes (FR/AUS), Fort Evil Fruit (IRL), Golden Ratio Frequencies (UK)などからリリースされている。
Good Morning Tapes