

許しが広がったら
誰が損をするんだろう
涙に値札つけて
今日も誰かが儲かってる
保険の紙切れが
恨みを金に変える
サイン一つで
声が商品になる
被害者でいてよと世界がささやく
そのままの君でいてくれと
大事なドラマ 終わらせないでと
僕らの痛みは
経済(マーケット)の燃料
許してしまったら崩れるタワー
積み上げた請求書の山
だからこそ笑って手放すことが
一番の反逆かもしれない
弁護士の時計針
一分ごとに膨らむ請求
カウンセリングのソファー
沈むたび増えるレシート
薬の粒の数だけ
誰かの株価が上がる
「まだ癒えてないです」と
言えた方が得をする街
宗教の箱の中
寄付で罪を量り売り
防衛の契約書が
見えない敵を太らせる
被害者でいる権利
守るための砦
その影でこっそり
笑う顔は誰
被害者でいてよと世界がささやく
そのままの君でいてくれと
大事なドラマ 終わらせないでと
僕らの痛みは
経済(マーケット)の燃料
受け入れ 許して 先へ進もうと
小さな声が震えている
その一歩だけで壊れるシステム
だからこそ静かに
歩き出してみたい (Oh)
- 作詞者
Kanon.
- 作曲者
Kanon.
- プロデューサー
Kanon.
- ボーカル
Kanon.

Kanon. の“被害者ビジネス”を
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被害者ビジネス
Kanon.
「被害者でいること」は、本当に救いなのか。
この楽曲は、痛みや怒りが“価値”として消費されていく構造に静かに疑問を投げかける作品。
傷を守ることで自分を保ち、被害者であることがアイデンティティになってしまう瞬間。
そして、その状態を維持することで成り立つ見えない仕組み。
許さないことで保たれる正しさ。
手放さないことで守られる立場。
その裏側で回り続ける感情の経済。
この曲は、誰かを責めるためのものではない。
むしろ、自分の中にもある「痛みを握りしめ続ける理由」に静かに光を当てる歌。
許しは敗北ではなく、
最も静かな反逆なのかもしれない。
アーティスト情報
Kanon.
かのんは、“音霊”を届けるアーティスト。 日本の美しい情景、そして祈りの言葉を重ねて、作品を紡いでいる。 癒しではなく【 魂に届く振動 】としての音楽。 それは静かで、優しくて、でも確かな衝動。 伝えたいのは「自分の命に目覚める感覚」。 誰かの中に眠る“ほんとうの声”に、 魂の奥深くに届く音で構成。 そっと寄り添うための音。 現実世界で言葉にならなかった感情を、 祈りの波紋として音に託し、今ここに響かせる。 音が祈りとなり、誰かの心に届いたその瞬間、 “音霊”は完成する。
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