この街の光と影の中で
胃袋を満たす一杯のラーメン
昔は500円、今は1500円
「値段じゃない、味だよ」と誰かが言う
けど財布の中身が現実を突きつける
一杯で1500円、昼と夜を賭ける価値は?
カウンターに座る俺たちの背中に
どこかに置き忘れた昭和の温もりがある
ラーメン一杯1500円の時代
それでも並ぶ俺たちのプライド
値段の向こうにある何かを探して
食べる瞬間に何かを許してる
ラーメン一杯1500円の時代
スープの一滴にどっかかが滲む
「昔は安かった」と呟いても
この時代を飲み込むしかないんだ
チャーシューが1枚、でも輝いてる
トッピング全部乗せる余裕はない
「あっさり」か「こってり」選べる自由
でも選べないのは、値段の重さ
隣のテーブルじゃ写真を撮る若者
「映え」るために生まれた一杯に思う
この麺をすする音が時代を語るなら
俺は何を伝えればいいんだろう?
ラーメン一杯1500円の時代
それでも啜る俺たちの未来
物価も税も越えていく熱さで
この一杯に救われる日もある
ラーメン一杯1500円の時代
値段の向こうに何がある?
「贅沢だ」と笑う人に背を向けて
この麺を啜る理由を探してる
世間は値上げのニュースで騒ぐ
けど俺たちの日常は続いてる
1500円のラーメンは贅沢か?
それとも、これが普通になっただけか?
テーブルの上に置かれる一杯
その湯気が物語る時代の空気
食べ終わったあとで思うんだ
値段じゃない、味でもない、これは生き様だ
ラーメン一杯1500円の時代
それでも食べる俺たちの覚悟
麺とスープに流れる物語
それを噛み締めるこの時代の一人として
ラーメン一杯1500円の時代
値段の重さを超える何かを啜る
熱いスープの向こう側に
俺たちの生きる今日がある
- Lyricist
Repono
- Composer
Repono
- Producer
Repono
- Guitar
Repono
- Bass Guitar
Repono
- Drums
Repono
- Vocals
Repono
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