Lyric

人には言えない救いのエゴを

君に渡すのは気晴らしだった

理想を言えば報われたいよ

嘘くさい天使の羽を燃やしたい

放っておいたらきっと戻れなくなるから

いっそぼくが退屈を終わらせるんだ

壊れた時計の針を奪うように

誰かの言葉をつかうのはキモいね

全部上手くいくように祈るだけの日常に

突き刺した槍ロンギヌス

Fが重なる季節

八月のつづき

君の千切れた髪

口に入れてみる

閉鎖されたプール

制服

君に似合わない

猫が死んでた

君がつけてた名前

なんだっけ、ごめん

なんか思い出せないや

夜の海はまるで君だ

うまく息を吸えてない

僕らきっと歯車

錆びついて捨てられる

仕組まれた思考も

壊れそうな吐息も

笑い事にならないし

嘘にはさせない

際限ないブラッドネス

「もうやめにしよう」

なんて言えるわけなくて

俺はずっと馬鹿だった

Ifルート何度も

思い返すあの日を

どうか僕らに

とびっきりの罰を

耳鳴りはいつも

昨日の僕らの悲鳴だ

簡単に死ねる明日を

踏み躙るための宗教歌

人には言えない救いのエゴを

君に渡すのは気晴らしだった

理想を言えば報われたいよ

嘘くさい天使の羽を燃やしたい

放っておいたらきっと戻れなくなるから

いっそぼくが退屈を終わらせるんだ

眠ることさえも忘れてしまった

細い手首まるで幽霊みたいだ

不恰好にもがく君を見ていた

映る俺はもう俺じゃなかった

それでも構わない

なんて嘘だよ

一言で壊れそうな君を

救いたかった最悪だった