Lyric

本当の赤はどんな色

本当の血とはどんな色で濁る

こんなはずじゃない まだ違う

この目で感じたい 震え歪む恐怖を

さあ見せて

生々しいサンプルを、芸術の礎に

魂を削り筆に託して

リアリティーへの可能性に藻掻く

想像だけじゃ 完成しない

美しい芸術の花よ ここに咲けと

本当の顔はどんな顔

怯えた後は どんな顔で泣くの

致命的に ほら 足りないの

この目で見たい死にゆくその瞬間を

知識だけでは埋められない

この絵に足りない総てを

満たさなければ

完成しない

眠りさえ忘れ 欲しいと叫ぶの

私の表現を至高の彼方へ

苦しむ顔を 嫌がる顔を

私に捧げてくれないか

魂を削り筆に託して

リアリティーへの可能性に藻掻く

想像だけじゃ 完成しない

美しい芸術の花よ

アトリエに響く 苦痛と歓喜

死ぬのが怖い 燃えるような紅の海

鏡の中の 青ざめた目が

本物の芸術の姿 筆に託せ