海哭 -くじら-のジャケット写真

歌詞

海哭 -くじら-

MiDoRi

海哭 - くじら -

蹲っていた あの日の背中は

何故か大きくて

自由を背負って立った

ヒーローみたいだ

今はもう居ない

哭き出し方を忘れてしまったと

何時からか 大人になる

あなたに 届くように

嗚呼、海哭(くじら)のように

唄え、朝がもう近いから

誰かが痛みを抱える暗い部屋は

広すぎる世界の

目にも留まらぬ隅で

浮かぶ泡のような 小さな声を

深い底から 弱気に吐き出している

もしも、あなたを愛せないのなら

生命(こえ)をあげてよ

それだけで綺麗だって

僕が唄うからさ、

哭き出し方を忘れてしまったと

何時からか 大人になる

あなたに 届くように

嗚呼、海哭のように

唄え、朝がもう近いから

これからどこへ

ふるえたその音をいつか

誰かが聴く

例えばこの哭き声が

すくう生命(いのち)があれば

" またヒーローに、会えるかな。"

哭き出し方を忘れてしまったと

何時からか 大人になる

あなたに 届くように

嗚呼、海哭のように

唄え、朝がもう近いから

  • 作詞

    MiDoRi

  • 作曲

    MiDoRi

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    海哭 -くじら-

    MiDoRi

気づかない内に大人になってしまった僕らの心情を歌った一曲となっています。
壮大なストリングスと静けさ感じるピアノの中で、皆がそれぞれの軌跡を辿り、振り返って頂けるような楽曲です。
忘れてしまった感情をこの曲を聴いて思い出してもらえたら嬉しいなと思い制作させて頂きました。

過去プレイリストイン

海哭 -くじら-

Spotify • New Music Everyday - tuneTracks (curated by TuneCore Japan) • 2022年1月8日

アーティスト情報

  • MiDoRi

    MiDoRi(ミドリ) 「じぶん」と「時代」を歌うZ世代の新星オルタナティヴ・シンガーソングライター、MiDoRi。 三重県在住、2000年6月7日生まれ。 名古屋スクールオブミュージック&ダンス専門学校在学中の、大好きな色の名前をオルターエゴに持つ20歳。当初はスタジオエンジニア志望だったが、学園祭でのパフォーマンスをきっかけに自ら表現することの尊さに開眼しシンガーソングライターとしての活動を開始。独自の感性で紡ぐシニカルかつ叙情的なリリック、実験的でありながら心地よいジャンルレスなサウンド、実直さとそれに相反するセクシーさを併せ持つ唯一無二の声にのせて、20年代の音楽業界をボーダーレスに横断しリスナーを魅了する、新世代の表現者。

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