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本作は、日本の伝統楽器である尺八の哀愁漂う響きと、90年代のブリットポップを彷彿とさせる煌びやかなギターサウンドが奇跡的な融合を果たしたオルタナティブ・ナンバーです。
物語の舞台は、春の盛り。かつて共に見た桜を、今はスマートフォンの画面越しにしか見ることができない孤独と、伝えられなかった言葉の行き場を、透明感のある女性ヴォーカルが繊細に歌い上げます。Aメロの親密な空気感から一転、サビではフルバンドによる爆発的な「壁のようなサウンド(Wall of Sound)」が展開され、感情の昂ぶりをジャングリーなギターが加速させます。
「あの日、君が見せてくれた桜は二度と現れない」というブリッジでの尺八ソロは、失われた時間へのレクイエムのようでありながら、ラストにかけては「また来年」と前を向く、どこか救いのある展開が魅力です。和洋折衷の美学が、デジタル社会の冷たさと、人間らしい温かさの境界線を鮮やかに描き出す、エモーショナルな春のアンセムに仕上がっています。
Negi0723は、感情の揺らぎと都市の空気感を繊細にすくい取るミュージシャン。 エレクトロニックとポップ、オルタナティブの要素を横断しながら、 きらめきとノスタルジー、衝動と内省が共存するサウンドを描き出す。 印象的なメロディと映像的なリリックが特徴で、 一瞬の感情や夜の断片を切り取るような楽曲世界は、 リスナーそれぞれの記憶や物語と静かに共鳴していく。 ジャンルに縛られず、感覚を信じて音を紡ぐ。 Negi0723の音楽は、日常と非日常の境界線をやさしく溶かしていく。