Overlooked Works Back Thenのジャケット写真

歌詞

jellyfish

möscow çlub

The surface of the sea like black velvet

Can I walk on the water tonight

Something so white is floating

It looks like a marshmallow

I try to catch and carry it to my mouth

If I could eat the jellyfish

Drifting under the full moon shining bright

Changing its shape, slipping from my hand

If I could eat the jellyfish

Drifting under the full moon shining bright

The touch dimly gives me some pain in my hand

The touch dimly gives me some pain

Jellyfish’s disappearing to the dark

  • 作詞

    möscow çlub

  • 作曲

    möscow çlub

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2010年代初頭、東京の 4人組バンド、möscow çlubは豊富なアイデアを持っていた。ギターを中心としたインディー・ポップから軽快なシンセ・ポップ、ハイ・ストラットなファンクまで、あらゆるジャンルに手を染めながら、彼らの音楽ジャンルである"nerdwave"としての地位を確立した。また、インターネットや発展途上のプラットフォームを利用することで、自分たちの創作物を自分たちのペースで共有することができた。

möscow çlubはその後、アルバムに匹敵する作品をリリースしていったが、初期の頃の楽曲の多くはデジタル・エーテルに沈んでしまった。しかし、今回リリースされる初期に発表された楽曲を集めたコレクション作品集『Overlooked Works Back Then』で彼らの多彩な音楽創作へのアプローチの全貌を語ることができる。

『Overlooked Works Back Then』に収録された曲はすべてmöscow çlubの初期に発表されたもので、可能な限り多くのアイデアを試してみたいという意欲がうかがえる。「ghost dance」や「jellyfish」といったナンバーには、後にリリースされる作品の特徴ともなる、ドライヴでフックのあるインディー・ポップが形づくられている。また、「our pastime」のような生き生きとしたカットや、「sanatorium」のようなメランコリックな曲で、シンセサイザーやその他のエレクトロニック・タッチへの愛を明確にしていた。
「ECHO BEACH」の包み込むようなチルウェイヴのサウンドや、2010年代初期の定番曲でCanopies And Drapesがゲスト・ヴォーカルとして参加した「daisy miller pt.1」など、バンドの実験的なサウンドの楽曲も含まれている。

möscow çlubは、2010年代前半に日本の首都で開花したインターネットを中心としたインディー・シーンの模範であり、当時の作品は、グループがいかに冒険的であったかを思い起こさせることで、彼らのソングブックの隙間を埋めている。

Text by Patrick St. Michel

アーティスト情報

  • möscow çlub

    2010年代初頭、日本のインディー・ミュージック・コミュニティに変化が起きた。ブログやソーシャル・メディアの発展により、国内外を問わず、あらゆるクリエイターがインターネットを介してオーディエンスを獲得できるようになった。 東京の4人組バンド、möscow çlub(モスクワ・クラブ)は、この時代の自由奔放なサウンドを楽曲に凝縮している。 彼らの音楽はオンラインで共有されているため、誰でもアクセスでき、インディー・ポップからSFの影響を受けたシンセまで、さまざまなサウンドを全世界に発信し、ネット上だけでなくライブでの活動による人気も確立していった。

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    möscow çlubの他のリリース

fastcut records

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