mirage Front Cover

Lyric

mirage

menow

孤独ばかりを競う世界で

退屈に絡む君の言葉

煙草は燻り ゆっくりと

時間はそう流れているようだった

言えなかった 言葉を縫うように

歪んだ夜明けに ただ佇んでいた

浮かれきった季節の隅を

なぞった声は遠く

ねえ どうしていますか

夜の群青に溶けた君の影を

記憶にするには涼しい夏が

いつの間にか過ぎていた

そんなこと それだけ

生温いグラスに未来は溶けて

心無しか話した詩みたいだな

手触りに欠けたあの日々の夢には

続きが無いことだけ残響した

街の景色も変わって

影を喰む陽に暮れた 蜃気楼に

落としてしまった涼しい夏は

僕を置き去りにしたまま

澄み過ぎた昼下がりの

空に馴染めない僕らの憂いは

回折して紡ぎあったんだ

そうでしょう?

もう 記憶にしなくちゃ

燻る瑪瑙に木霊した蝉時雨の中

手を振っていた微笑んだ君が

蜃気楼に歪んでいった

そんな気がしていた

そんなこと それだけ

  • Lyricist

    aki

  • Composer

    aki

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    mirage

    menow

menow's 3rd single

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