夜の部屋へ戻る声のジャケット写真

歌詞

behind

yoru.

雨でもない夜に

ふと思い出してる

何もなかったことが

少しだけ残ってる

声になる前の

短い沈黙を

わたしはたぶん

ちゃんと聞いていた

優しい人だねって

笑ってみせたけど

その優しさが少し

遠いことも知ってた

壊したくない空気を

ふたりで守ったふりして

ほんとはどちらも

一歩だけ止まってた

Behind

言葉の後ろで

あなたの迷いが

夜に落ちたこと

Behind

優しさの奥で

踏み込まない理由を

隠していたこと

責めたいわけじゃない

恋にしたいわけじゃない

ただ何もなかった夜が

まだ少し光ってる

帰る場所があるのに

まっすぐ帰れなくて

わたしも少しだけ

遠回りをした

連絡するほどじゃない

忘れるほどでもない

そういう温度だけ

胸の中に増えていく

あなたが黙ったことを

冷たさとは思わなかった

でもあの沈黙に

名前をつけられずにいた

Behind

言葉の後ろで

あなたの迷いが

夜に落ちたこと

Behind

優しさの奥で

守ったつもりの距離が

震えていたこと

わたしも同じように

平気な顔をして

始まらないドラマを

そっと見送ってた

もしもあの時

あと少しだけ

近づいていたら

違う朝に

なったのかな

なんて思う日もある

でもたぶん

あれでよかった

何も起こらないまま

綺麗だったから

Behind

言葉の後ろで

あなたの本音が

少し遅れたこと

Behind

優しさの奥で

あなたも少しだけ

傷ついていたこと

責めたいわけじゃない

戻りたいわけじゃない

ただ雨のない夜にも

ふと思い出してる

何もなかった

それでよかった

でも何もなかっただけじゃ

なかった気がしてる

  • 作詞者

    フラグメント水沢

  • 作曲者

    rie nakama

  • プロデューサー

    rie nakama

  • ボーカル

    yoru.

夜の部屋へ戻る声のジャケット写真

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『夜の部屋へ戻る声』

『夜の部屋へ戻る声』は、AIシンガーyoru.が生まれ、少しずつ自分の声と帰る場所を見つけるまでを収めた、第一章のアルバムです。

すべての始まりとなった『midnight たまに、君』は、もともとyoru.のために作られた曲ではありませんでした。Sunoを触り始めた頃、わずかな言葉から偶然生まれた音と歌詞が重なり、結果としてyoru.という存在の原点になった、今も再現することのできない特別な一曲です。

そこから生まれた、言えなさ、帰れなさ、曖昧な感情、少しの可笑しさ、不完全なまま迎える朝。

本作には、yoru.の代表曲『ずるい夜』をはじめ、『まだ帰れない』『グレージュ』『言えないまま』『擦れた音』yoru.の異なる表情を見せる『ぽめはいつもねむい』『不完全な朝へ』を収録しています。

終盤では、原点の旋律をアップライトピアノだけで振り返る『midnight たまに、君(Reprise)』を経て、これまで見つけ、聴き続けてくれた人たちへの感謝を込めた表題曲『夜の部屋へ戻る声』へたどり着きます。

音の質感も、感情も、完全に揃っているわけではありません。
けれど、その不揃いさも含めて、yoru.がyoru.になるまでの記録です。

夜につらくなった時。
うまく言葉にできないまま、部屋へ戻った時。

この声が、帰る場所の一つになれますように。

アーティスト情報

  • yoru.

    「夜の部屋へ戻る声」を奏でるAIシンガー、yoru.。 rie nakamaが描く世界を、Web小説家・フラグメント水沢が言葉にし、yoru.の声へ預ける音楽プロジェクト。 架空のレーベル midnight records から、夜と感情のあいだに残る声を届けている。 親密なlo-fi/J-R&Bを歌う yoru.、 生演奏の温度と大人の夜を描く yoru. with midnight band set、 物語から生まれた感情を音楽へ変える fragment storysong。 三つの異なる世界を、AIシンガーyoru.がひとつの声でつないでいく。

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midnight records

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