

歌詞
望みは何かと聞かれたら
三木陽子, 近藤正春
ある日南へ行って
市場の花売りでもいい
毎日毎日海を見て
海だけ見つめて暮らしたかった
麦わら帽子と自転車と
小さな部屋があればいい
上手くいかない日があれば
山間の町へ行く
午後はぼんやりと昼寝をして過ごす
夏の間は星を見ながら浜辺で眠る
海の詩を書いてみよう
ギターに合わせ歌ってみよう
どんな現実もその時変わる
美しい人生に変わってゆく
ある日突然気がついた
手のひらに残ったもの
色とりどりに咲いている
花の向こうは山並み
麦わら帽子と自転車と
小さな庭があればいい
うまくいかない日があれば
たくさんジャムを作る
午後はぼんやりと昼寝をして過ごす
寒い夜でも星を見ながら窓辺で眠る
それでも目覚めた夜更けに思う
手のひらからこぼれたもの
それを夢と呼ぶのだと
それが多分望みだったのと
それが多分望みだったのと
- 作詞者
こすもす
- 作曲者
三木陽子
- プロデューサー
三木陽子
- ボーカル
三木陽子
- ピアノ
近藤正春

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望みは何かと聞かれたら
三木陽子, 近藤正春
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望みは何かと聞かれたら
三木陽子, 近藤正春
物理学者の湯川秀樹自身が、33才の時に書いた論文に対して、55才の時に書いた文章がマンガに載っていました。「文章の生硬さや、少し気負いすぎている点が目につく。すると、それをうとましく思う気持ちになるが、その直ぐ後から、その頃の自分に戻れたらと思う気持ちが湧いてくる」 奇跡のような大きな望みを手にした彼が、小さな生活を送る私と同じように昔の自分の思いを懐かしむのを知って何だかとても嬉しくなりました。どうぞ聴いてください。