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西アフリカのポリリズムとバリ島「ケチャ」の呪術的な祈りが、宇宙規模のシューゲイザーの轟音と激突するコズミック・ポストロック。MogwaiやGodspeed You! Black Emperorを彷彿とさせる静寂と爆発のダイナミズムに、フィル・スペクター的な「ウォール・オブ・サウンド(音の壁)」のアプローチを取り入れた、シネマティックで壮大なサウンドスケープです。
テーマは「宇宙の途方もない大きさと、ありふれた日常の尊さ」。電車に乗り遅れたり、会議で怒られたりする憂鬱な月曜日が、実は46億年の奇跡の連鎖の果てに辿り着いた「最前線」であるという哲学的なメッセージが胸を打ちます。囁くようなケチャのリズムから始まり、7/8や5/4といったマスロック的な変拍子を経て、すべての音が統合される最終コーラスのオーケストラ的な爆発は鳥肌もの。どんなにちっぽけに思える自分も、宇宙の答えそのものなのだと強く肯定してくれる、圧倒的な光と畏怖(Awe)に満ちた傑作です。
Negi0723は、感情の揺らぎと都市の空気感を繊細にすくい取るミュージシャン。 エレクトロニックとポップ、オルタナティブの要素を横断しながら、 きらめきとノスタルジー、衝動と内省が共存するサウンドを描き出す。 印象的なメロディと映像的なリリックが特徴で、 一瞬の感情や夜の断片を切り取るような楽曲世界は、 リスナーそれぞれの記憶や物語と静かに共鳴していく。 ジャンルに縛られず、感覚を信じて音を紡ぐ。 Negi0723の音楽は、日常と非日常の境界線をやさしく溶かしていく。