四季、飽きは来ずのジャケット写真

歌詞

しゃぼん玉少女

ニーコ

春の訪れ、照らされる日差し

優しい風が僕を過ぎる

目の前には少女が一人

自転車で

しゃぼん玉を浮かべながら

そんな光景が

君にそっくり

その後ろ姿が

とても美しくて

立ち止まる

ふと思い出す

しゃぼん玉のように

君は消えていった

夏の兆し、纏う温もり

優しい君が僕を苦しめる

目の前には君がいるようで

僕の想いは

しゃぼん玉みたいに軽いのか?

君を想い出すには

あまりに幼い

でもあの無邪気さが

君にそっくりで

立ち戻る

でも想い出す

しゃぼん玉が上る

ずっと上の空

青い空に陽の光

君の走る姿

全てが好きで

全てが嫌いだ

そう思って僕は

目の前のしゃぼん玉を

握りしめた

濃いはずの恋は

あまりに軽くて

ただ少女の姿が

目の前に広がる

立ち上る

決意を固める

しゃぼん玉が消えた

いや想いを消した

進もう

  • 作詞者

    ニーコ

  • 作曲者

    ニーコ

  • プロデューサー

    ニーコ

  • ミキシングエンジニア

    ニーコ

  • マスタリングエンジニア

    ニーコ

  • ギター

    ニーコ

  • ボーカル

    ニーコ

四季、飽きは来ずのジャケット写真

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四季。それは日本において当たり前と言ってもいい季節の巡り合わせである。
そして人は変わる季節の中で想い出を残し、その想い出それぞれを語る時には必ず季節のことを思い出しながら話す。
目の前の君もそうだ。
1年365日、変わりつつも色褪せない思い出を君が話す。
どれも僕にとっては新鮮で飽きのこない話ばかりだ。
・・・ああ、この想い出話がずっと続けられたらいいのに。
春でも夏でも冬でも、巡る季節の中で欠けることなく・・・

いや、もう遅いか。
秋になって、何もかもがなくなった。欠けてしまった。
哀愁の文字には秋の字がある。

もしかしたら遠い昔の人たちも同じ経験をしたかもしれない。
そんなことを想いながら歌詞を綴る。

でももう、

「秋は来ない」

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