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Family Basik(ファミリー・ベイシック)は加藤遊、加藤りまによる兄妹デュオ。2014年にファースト・アルバムをリリースし、熱心な音楽ファンの間で話題となる。今作はザ・ハイ・ラマズ、ステレオラブ、ジム・オルーク、シー・アンド・ケイク、ヨ・ラ・テンゴなどのインディー・ポップの香りを濃厚ににおわせつつ、仕上がりは70年代的な暖かみのある音となった。
また、大幅に導入されているアナログ・シンセなど電子音楽と、豊饒な生楽器群が絶妙に溶け合うような繊細なアレンジも冴え渡り、ビビオ、トロ・イ・モア、テイラー・マクファーリン、マイルド・ハイ・クラブなど現代的なドリーム・ポップやシティ・ポップにも通ずる仕上がりとなっている。
誰も知らない孤島の灯台でひっそりと育まれて来たような切なく優しい楽曲群が、英語詞で歌われる2人の絶妙なコーラス・ワークと実験的なアレンジを携えて、ついに海へと漕ぎだしたひとつの船・Family Basikの新たな航海がここから始まる。
加藤遊、加藤りま、による兄妹デュオ。2007年結成。 ASUNAによるaotoaoレーベルの『UMU Remix』、『Casiotone Compilation Vol.5』に1曲ずつ参加後、2014年にファースト・アルバム『A False Dawn And Posthumous Notoriety 』をWhite Paddy Mountainよりリリース。 遊加藤は10代の頃より音楽活動をはじめ、90年代には単身渡英しロンドンで2年間過ごす。現地でマイ・ブラッディ・ヴァレンタインをはじめ、当時のオルタナ~シューゲイザーの中心バンドやクラブシーンなど肌で経験してきた。帰国後、2007年にFamily Basikを結成。加藤りまは90年代後半にネオアコ・ユニットのストロオズを結成し音楽活動を始め、ミディ・クリエイティブからCDデビュー。ストロオズ解散後、現在はソロ活動を行い、aotoaoからミニ・アルバム『Harmless』やカセット作品を、そして韓国ソウルのHelicopter Recrodsから『Four Songs / Cover Songs』をリリースし、2015年にファースト・フル・アルバム『Faintly Lit』をflauよりリリース。
White Paddy Mountain