Lyric

旅のおわりはわかってても突然すぎて

夢か幻か現実か分からなくなるんだ

見慣れた街が窓の向こうに映るのを

気づかないふりして僕らは笑い合っていた

お願いだよ　このまま夢ならば醒めないで

僕らの旅はずっとまだ続きがあるんだ

そういう夢を何度も見たような気がするな

懐かしく思うのは今では幻だからか

僕の心はいつまでもあの時のまま

気づかないうちに景色は変わってしまった

お願いだよ　このまま夢なんて言わないで

僕のこの旅はきっとまだ終わってないんだ

明くる日の朝君に逢えたら

そんな素敵なことはないけれど

瞼に星が流れるうちは

薄暗い部屋には帰れない

数時間前が遥かな昔に思えて

数年前がわずか昨日に思える

僕の知る君は今でもあの時のまま

星の雫はレジンのように固まった

大体のことは上手くは行くことないから

知らぬ間に明日が過ぎているって感じだ

僕らは過去に囚われている生き物

それはみっともないほど

初めての明日を生きる希望

お願いだよ　そろそろ夢から目を醒まして

おはよう　次の旅へと出かけなくちゃね

出かけなくちゃな

明くる日の朝君に逢えたら

こんな夢みたいな日々はないけれど

桜が吹雪いて蛍が紅って

重ね合った手を忘れない

明くる日の朝君に逢えたら

そんな素敵なことはないけれど

もしも幻がこの目に来たら

日が沈んでも君を離さない

明くる日まで

の明くる日まで

の明くる日まで

の明くる日まで