幾度目かの春のジャケット写真

歌詞

ジャカランダの花開く空へ

葉山リナ

Someday, under the jacaranda sky

君の街に 風が吹く

君が話してくれた 遠い国のこと

空にひらく 紫の花

「いつか見にきて」と 笑った声が

午後の光と 重なってくる

名前だけ知ってる 知らない街の空

僕の想いの中で 風が吹く

Someday, under the jacaranda sky

君の言葉を 思い出す

I’ve never seen it with my eyes

青い空に開く花を 心に描く

Someday, under the jacaranda sky

約束だけを 抱きしめて

僕は今も まだ見ぬ花を想ってる

写真の向こうで にじむ街並み

色をつけたのは 君の声

“saudade” その意味を

少しだけ わかる気がする

行けない距離が 優しさに変わる

そんな夜が あることを

Someday, under the jacaranda sky

君の街に 風が吹く

I still believe in that soft blue light

遠い空の その向こう

Someday, under the jacaranda sky

言葉がなくても わかるように

僕は今も その日を待ってる

Someday, under the jacaranda sky

まだ見ぬ花に 会うために

I’ll walk my way, slowly, quietly

時間を 越えて

Someday, under the jacaranda sky

君がくれた あの約束

僕はきっと そこへ届くだろう

まだ見ぬ空に

紫の夢が 揺れている

  • 作詞者

    葉山リナ

  • 作曲者

    葉山リナ

  • プロデューサー

    葉山リナ

  • ボーカル

    葉山リナ

幾度目かの春のジャケット写真

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失ったものは、戻らない。
それでも、春は何度でも訪れる。

『幾度目かの春』は、
喪失のあとを生きる時間を静かに描いたアルバム。

名前を呼ばないまま胸に残る記憶、
光の中に溶けていく不在、
そして、気づけばまた巡ってくる季節。

悲しみを強く語ることなく、
前向きであることを強いることもなく、
ただ「それでも生きている」という事実を、そっとすくい上げる。

明るく乾いた喪失、
湿ったままの記憶、
そして、少しずつ呼吸を取り戻していく時間。

いくつもの春を越えて、
人は何を抱え、何を手放していくのか。

これは、誰にでもある「大切な人」を
心の中に抱えたまま進んでいくための、静かな歌たち。

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