幾度目かの春のジャケット写真

歌詞

まどろみの後に

葉山リナ

カーテン越しの やわらかな光

名前もない 朝のはじまり

まどろみの後 夢からさめても

胸の奥が 少しあたたかい

Somewhere between here and beyond

あなたの影に 触れた気がした

確かめるほど 遠ざかって

言葉はまだ 間に合わない

まどろみがほどけて 街が動き始める

思い出の影が 僕の心に

それでも確かに あなたはここにいた

まどろみの後に残る ぬくもり

湯気の立つ コーヒーカップ

昨日と今日の 境目で

笑ってた声の 輪郭だけ

静かに 浮かんでは消える

Somewhere between here and beyond

忘れたふりを してみても

息をするたび よみがえる

季節だけは 進んでゆくけれど

まどろみがほどけて 世界が動き始める

あなたの知らない 今日という日

失くしたものを 数えてみるよ

まどろみの後に残る 小さな光

さよならを 言えなかった日の続き

抱えきれない この想いも

まどろみがほどけて 街が動き始める

思い出の影が 僕の心に

戻る寂しさも 抱えていこう

まどろみの後に残る ぬくもり

まどろみがほどけて 世界が動き始める

何度目かの この春に

それでも確かに あなたはここにいた

まどろみの後に残る ぬくもり

静かな部屋に 光だけが残る

あなたのぬくもり うつしたように

  • 作詞者

    葉山リナ

  • 作曲者

    葉山リナ

  • プロデューサー

    葉山リナ

  • ボーカル

    葉山リナ

幾度目かの春のジャケット写真

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失ったものは、戻らない。
それでも、春は何度でも訪れる。

『幾度目かの春』は、
喪失のあとを生きる時間を静かに描いたアルバム。

名前を呼ばないまま胸に残る記憶、
光の中に溶けていく不在、
そして、気づけばまた巡ってくる季節。

悲しみを強く語ることなく、
前向きであることを強いることもなく、
ただ「それでも生きている」という事実を、そっとすくい上げる。

明るく乾いた喪失、
湿ったままの記憶、
そして、少しずつ呼吸を取り戻していく時間。

いくつもの春を越えて、
人は何を抱え、何を手放していくのか。

これは、誰にでもある「大切な人」を
心の中に抱えたまま進んでいくための、静かな歌たち。

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