Lyric

空に張り付いた　無数の白線と

錆びた刃持って　思い知った

ひとつ　ふたつ　重なって消え

影に触れて　声を探した

俯き　震える　傘も差さない

背に　嘘をついた

きっと　止まないまま

明日はやってくるんだろう

光彩亡き暗闇の中

未だ理想を描いて

君の明日想って　灯り探して

走る夢の跡

誰もが突き放した瓦礫の中

正しさを探した

当て無く　彷徨って　滲む太陽

迷ったみたいだ

「大丈夫」だって君は笑った

僕の我慢を見抜いて

鳴りやまない　浄化の号令

降り続く　光の点滅

必死に君だけの手を握った

後悔絶ち切った闇の中

未だ残る思い出

僕は手に重く　鈍い希望持って

辿る星の痕

誰もが手を伸ばした輝きの中

間違いを探して

痛みがなくなった　幸せを抱いて

狂ったみたいだ

幸せを願って

幸せをねだって

願って　ねだって

まるで呪いのようだ

君の為に願った

君の為とねだった

願った　ねだった

擦り切れた　歌

繫がり欠いた虚飾の中

未だ晴天待って

君の明日想って　僕は進むよ

昇る灰の後

約束だけがずっと全身を埋め

貫く心臓

朝と夜を繰り返して

増えていく星屑

焼けつく祈り　重ね　鮮紅

それでも生きていてほしくて