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歌詞

甜瓜

Namiuchi Lab.

階段ひとつとばして

急ぐ知らない背中

そんな元気はないの

別に羨ましくもないけど

ちょっと疲れてるんだ

みんな同じ顔して

こっち見てるみたいね

ただの気のせいよわかってるけど

いつも通り息を止めて

ぬるい風を被る

しましま模様の空が

何だか檻みたいで

逃げ出したいならそうだ

君を誘ってみよう

サンダル 裏表で

変わることとかないし

結構必死なんだ

できることとかなんにもないんだもん

階段ひとつ飛ばして

君はふたつ飛ばしで

走れ

階段ひとつ飛ばして

いっそ飛び降りてみたらいいよ

いつも通り涼しい顔に

昨日よりも冷たい風を

しましま模様の空が

何だか檻みたいで

逃げ出したいならそうだ

君を誘ってみよう

ゴールはどこでもいいや

知らないとこに行こう

迷子のままのあたしも

たぶん様になるから

  • 作詞

    なり田

  • 作曲

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東京を拠点に活動する5人組、ナミウチラボの2枚目のEP。
1stEP「まちなみ」では、メンバーそれぞれが作曲を手がけた楽曲を持ち寄ってのリリースだったが、今作ではあえて作曲を1人にすることでバンドとしての音楽性に向き合った。約半年の制作期間を経てNamiuchi Lab.の今を表現する2nd EPを作り上げた。

1曲目の”ゆめみる”は軽快なリフレインと浮遊感が心地よいポップチューン。
それに続く2曲目”甜瓜(めろん)”は、これまでになくソリッドで無機質なリズムが異色のナンバーになっている。
EPの最後を飾るナンバーは、なり田によって歌い上げられる哀愁溢れるメロディーを堪能できる”セピアじゃないけど”。

前作EP”まちなみ”からの持ち味である、ポップとインディーズの絶妙なバランス感覚はそのままに、全体的にブラックミュージックのフレーバーを増した今作。バンドとしての「深化」を感じさせる1枚である。

現在プレイリストイン

甜瓜

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アーティスト情報

  • Namiuchi Lab.

    「シティで生きるためのポップ」を鳴らす、東京を拠点に活動する5人組バンド"Namiuchi Lab."。 1stシングル『アクセルを踏めたら/そぞろ』を2021年10月にデジタルリリース。2022年に入ってからはライブ活動を開始。2022年5月28日には、メンバー全員がそれぞれ作曲した曲が収録されるバンドの自己紹介的1stEP「まちなみ」をリリース。 歌を中心に置いた日本のポップス、とりわけフォークロック・シティポップを鍵に、ジャンル間の心地よいクロスオーバーの可能性を探っている。メンバーそれぞれが作曲・アレンジを行う。紡ぎ出される作品群は、風通しが良いポップネスと同時に、随所に光るフェティッシュが共存する独自の質感。 懐かしいようでいて新しいナミウチ・サウンドが今、耳早いリスナーに注目を集めている。

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