なんとなく買ってきた花
水が濁ってる
意外と色褪せてはなくて
可愛いままだよ
枯れたけど
ちょっそこまで
鍵はかけないで
すぐに帰るから
ちょっとでいいの
明日早いから
すぐに帰るから
眠ってほら起きて
出来れば笑って
嘘は上手に隠して
そんなに悲しまないでよね
難しいことばかり言葉にしてしまう
ちょっとのことで苦しくなるのも
わざとじゃないんだ
大事なものは名前がなくても
忘れないくせに
真夏と別れて
変わった想いもあるけど
本に挟んだ栞が残っているから
新しいことはまだ知らなくていいや
眠ってほら起きて
出来れば笑って
嘘は上手に隠して
なるべく笑っていたいね
難しいことばかりだよなぁ
歩き慣れた道なのに
立ち止まって動けない
なら今はあの窓に残る
夕焼けの色だけ見て
- 作詞
なり田
- 作曲
春
Namiuchi Lab. の“セピアじゃないけど”を
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ストリーミング / ダウンロード
東京を拠点に活動する5人組、ナミウチラボの2枚目のEP。
1stEP「まちなみ」では、メンバーそれぞれが作曲を手がけた楽曲を持ち寄ってのリリースだったが、今作ではあえて作曲を1人にすることでバンドとしての音楽性に向き合った。約半年の制作期間を経てNamiuchi Lab.の今を表現する2nd EPを作り上げた。
1曲目の”ゆめみる”は軽快なリフレインと浮遊感が心地よいポップチューン。
それに続く2曲目”甜瓜(めろん)”は、これまでになくソリッドで無機質なリズムが異色のナンバーになっている。
EPの最後を飾るナンバーは、なり田によって歌い上げられる哀愁溢れるメロディーを堪能できる”セピアじゃないけど”。
前作EP”まちなみ”からの持ち味である、ポップとインディーズの絶妙なバランス感覚はそのままに、全体的にブラックミュージックのフレーバーを増した今作。バンドとしての「深化」を感じさせる1枚である。
アーティスト情報
Namiuchi Lab.
「シティで生きるためのポップ」を鳴らす、東京を拠点に活動する5人組バンド"Namiuchi Lab."。 1stシングル『アクセルを踏めたら/そぞろ』を2021年10月にデジタルリリース。2022年に入ってからはライブ活動を開始。2022年5月28日には、メンバー全員がそれぞれ作曲した曲が収録されるバンドの自己紹介的1stEP「まちなみ」をリリース。 歌を中心に置いた日本のポップス、とりわけフォークロック・シティポップを鍵に、ジャンル間の心地よいクロスオーバーの可能性を探っている。メンバーそれぞれが作曲・アレンジを行う。紡ぎ出される作品群は、風通しが良いポップネスと同時に、随所に光るフェティッシュが共存する独自の質感。 懐かしいようでいて新しいナミウチ・サウンドが今、耳早いリスナーに注目を集めている。
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