

真夜中の雨が部屋を包んで
裸で聞いた雷の音
逆光が照らすくしゃくしゃの髪で君は言う
「幸せを教えてよ。」
シーツの波打ち際には
空っぽのゴムが打ち上げられていて
惨めな嘘だと知った愛の中
それでも僕らは手をつないだ
ぽつりぽつりと交わされる声
言の葉が雨粒を弾いて
窓の雫がネオンを閉じ込める
君は何か言おうとして寂しそうに笑った
「静寂は嫌い。」
「綺麗だから。」
「嫌い。」
少しだけ話して眠りに落ちた
- Lyricist
uozanojin
- Composer
uozanojin

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