Lyric

からっぽな二人　息苦しい

曖昧な嘘だらけを押しつけあって

半透明人間でもないのに

ぼくを透かして壁の向こうをみる

「以前、どこかでお会いしましたっけ？」

「都合が悪くなると偽るの？」

「さよなら、どこかでまた会いましょう」

気持ちと逆の言葉口ずさんで

おとぎばなしみたいな恋の展開は

ジップロックに入れて冷凍保存しておいてさ

溶かしてもあの頃みたいにうまくはいかないね

それでも淡々とした君の世界を

まだ愛おしく思えたんだ

終わっちゃうくらいなら

凍ってしまったままで

他愛ない言葉で並べてた

名前もまともに言わなくなった

最愛の愛の字だけ取ったんだ

泣いたり会いたいはバカらしいんだって

「いつまで同じことを繰り返すの？」

「謝っても許してはくれないの？」

「バイバイはさっきしたばっかでしょ...」

ほらまた意味のない連鎖を繰り返して

この物語はさあ　降りることのない観覧車

あぁ、もう何周目？

無意味に時間が溶ける

だからいってんじゃん？

馬鹿が言ってんだ

何を言ったって

もう終わってんだろ

この二人に終止符を

おとぎばなしみたいな恋の展開は

ジップロックに入れて冷凍保存しておいてさ

溶かしてもあの頃みたいにうまくはいかないね

それでも淡々とした君の世界を

まだ愛おしく思えたんだ

終わっちゃうくらいなら

凍ってしまったままで