Lyric

いかないでと

言葉に出来なくって

雨が降るの ひとり眺めてた

重ねた日々 よく似た気持ちだった

震える声 よく似た強がりだった

流れる時間だけ私も変われたら

足元まとう暗闇を照らせるの

傷ついてもいいと勇気を持てたのなら

今は新しい道踏み出せたの

今夜も夢を見せて

ただ優しく 記憶を手繰って

果てない思いはあなたへ

伝わることはないのでしょう

風に残る

バターケーキみたいな日々

髪を撫でる指先で溶ける

白いライトが淋しく街を照らす

今日も一人きり世界が回るだけ

つよがりで固めた

夢を追う理由

そして凝りもせずに

また思い返してる

上手く飲み込めてたはずの気持ち

なぜか今日だけは涙に出来ない

『最後ね』振り返れば

静かな夜

温もりをくれた場所

瞳にもう映りはしない

明日へ進んでゆくのね

孤独の深い海に

道しるべの光が届くまで

静かに歌い続けるね

遠くで見守っていてほしい

どこかでまた逢える日まで