Lyric

何かを失って

生きていくのが辛い

さよならとは

疎遠だと思ってた

人間はこうやって

悲しみを覚える

僕だってそうだ 君だってそうだ

感情があるんだから

不意に訪れた喪失だけでは

その何かは死なない

大切に思ってた君に

忘れられてしまうのが本当の死だ

いつまでも消えない虚無感を

無理矢理にでも隠すなら

少しだけでも少しだけでも

埋められるような歌を

朝が訪れても

結局ないものはないままで

変わらない現実に

うずくまっては今日も泣く

人間はこうやって絶望を覚える

君は言う

「悲しくなるなら

出会わなければよかった」

空虚さだけが

一人で歩く

そんな風に世界は今日も回ってる

不条理かつ儚い僕ら

強さなんていらない弱いままでいい

失った数の優しさを

望めますように

いつかまた笑いあえるまで

いつまでも凍ったままの心を

ただ一人で溶かすより

隣にいる僕の体温だって

上手く使ってよ

がらんどうな心にでもいつか

また花は芽生える

誰かが望んでた今をさあ

進んでいけるさ

ららら

雨に濡れるなら

僕は君に傘をさす

日差しが痛いなら

僕が君を包むよ

止まったままの日々に

終止符を打とう

何度だって君に手を伸ばす