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この曲は、イデオロギーや国境の違いを超えて存在する権力と富の構造的腐敗に対し、鋭い皮肉を込めて問いかけるグローバルなブルースです。
ケルト音楽の要素を持つ民族太鼓(バウロン)のリズムに、クリーンなエレキギターのリフが重なり、「赤い国」の党官僚と**「星の国」の金融エリート**が本質的に同じことをしているという、痛烈な視点を提示します。
理想や主義の違いが、結局は「コインの裏表」であり、**「椅子の主が変わるだけ」**の茶番に過ぎないと断じます。共産主義と資本主義、両者の限界を見極めた上で、「じゃあどこへ向かえばいい」と絶望的な問いを投げかけます。
循環せず淀んだ権力は、いかなる主義であれ「毒を撒き散らす」という警告は、普遍的な真実を突いています。ケルト調のギターソロは、その虚しさの中で、歴史を繰り返す人類への嘆きを表現。
このブルースは、巨大なシステムという迷路の中で、ただ下から見上げるしかない人々の絶望と、それでもなお真の答えを探し求める静かなる反骨精神を歌い上げます。