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Lyric

kazenagare

FUYU-SINGO, koyoi

薄れていく匂い

その青い墓標に

鍵をかけた

混ざっていく色合い

溶けないように

耳を塞いだ

灰色の喧騒と

藍色の静謐に

線を引けないで

魚が沈んでいく

水槽の冷たさと

空想の隔たりに

耐えられないの?

また嘘を吐いて

君の 跡を

なぞる ゆめを

愛情 なんて呼べないや

水平線が遠ざかる

会いたいなんて気持ちさえ名残だ

風が抜けていく

がらんどうの胸が痛い

鳴っている 泣いている

海と白紙と肋骨の隙間

君がいた季節に

流れていくだけ

青灰にひずんだ

風音鳴らした

胸の穴は

海底に沈んだ

船とよく似た

かたちをしていた

失くさないように

触れぬように

鍵をかけた肖像は

灰に混ざり

滲んでも

美しくなるばかりだから

瞼の裏側に

静けさを描いていた

星の瞳に

映さずに

君と 僕が

見てた 色を

同じ 青と呼べたなら

水平線が遠ざかる

会いたいなんて気持ちさえ名残だ

風が抜けていく

がらんどうの胸が痛い

鳴っている 泣いている

海と白紙と肋骨の隙間

君がいた季節が

また光っては

流れていくだけだ

  • Lyricist

    koyoi

  • Composer

    Matchy, esora uma

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FUYU-SINGO, koyoi

  • 1

    kadeki no yakusoku

    FUYU-SINGO, koyoi

  • 2

    hinatadori

    FUYU-SINGO, koyoi

  • ⚫︎

    kazenagare

    FUYU-SINGO, koyoi

  • 4

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    FUYU-SINGO, koyoi

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Spotify • New Music Everyday - tuneTracks (curated by TuneCore Japan) • 23 Oct 2021

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