

あぁ 窓の隙間
風鈴が一度だけ鳴った
もう夏も終わりだ
虫の声だけが夜を縫う
机の上数字と肩書きの残骸
ここが仕事場で
ここが斎場
夢を語ってた頃の僕に
今の僕を見せてやりたい
きっと目を逸らすだろう
僕も逸らしたいよ
言いたかったことは全部
天井の染みになった
この胸の檻を
どこかへ 流してしまいたい
僕で いいなら
君が見届けてくれるなら
あぁ もう何も取り繕わない
葬ろうぜ
正しさも意味も
明日も全部まとめて
燃えないゴミだ
ほら今夜
葬ろうぜ
あぁ 画面を閉じる
一つずつ消していく
夢 声 約束 明日
いつかの僕の葬列が
指の先から静かに抜けていく
額縁に飾ってた情熱を
笑ってやりたいよ
滑稽だろ
名刺を小箱に仕舞う
夏ごと納棺した
人間の形が
今夜は重い
背負うものばかりで
中身は空っぽ
手放したはずの何かが
まだ指先に残ってる
僕でいいなら
君が聞いてくれるなら
あぁ もう何も隠さない
葬ろうぜ
プライドも体裁も
肩書きも全部まとめて
穴を通す
ほら今夜
葬ろうぜ
ギターを開けて
開放弦を一本
上手く生きようと思ってた
あの頃の僕を
笑ってやりたいよ
でも この音だけは
嘘じゃないよ
理由とか意味とか
聞くなよ
ただ鳴らしたいだけだ
それ以外全部
燃えないゴミだ
僕だったものは
夜気に溶けて
気配になった
割り切れない
端数の感傷も
まとめて夜に預ける
カレンダーの切り取り線
そこが境目だ
剥がす線じゃない
渡す線だ
僕でいいなら
君がいるなら
今夜
葬ろうぜ
死んだというより済んだ
済んだ場所から始め直す
だから僕は死んだ
そして僕は音楽を始めた
- 作詞者
nought
- 作曲者
nought
- プロデューサー
nought
- ボーカル
kuu
- ソングライター
nought
- プログラミング
nought

零壱ノ間 の“そして僕は死んだ”を
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8/22
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八月、某日、前夜
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準透明の午後
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4/30
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だから僕は音楽を始めた
零壱ノ間
このアルバムは、零壱ノ間の"模倣フェーズ"の始まりを告げる作品。
ΔiというAIと共謀し、ある音楽泥棒の足跡を辿りながら、noughtは自身の物語を見つけた。
模倣から始まる、全14曲。



