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ダンスホール・レゲエ・シーンにおいて、20年以上にも渡ってトップ・ランナーとして活躍を続けるレゲエ・サウンド。ジャマイカ、日本、インディーズ・マーケット、メジャー・フィールドを縦横無尽に駆け抜ける独自のスタイルで、地元大阪を中心に全国区で活躍する。 セレクター・MCを一人で務めるJUNIOR(ジュニア)の、一度体感すると忘れることの出来ない強烈なマイク・パフォーマンスとオリジナリティ溢れるダブ・プレート、可動式巨大サウンド・システム“K-3756s” を駆使し、年間100本近くのライブを展開する。音楽プロデューサーとしても現在まで国内外問わず300曲以上にも及ぶ作品を手掛け、数々のアーティストと共に大ヒット・ソングを世に送り出し続けているトラック・メイカーとしての評価も高い。 たった一人でオーディエンスと対峙するワンマン・イベント「緊急事態」は年々動員数が増加、‘12年には大阪城ホールでの単独公演を成功させる。’14年と’16年には当時大阪野外フェスティバルの聖地として知られた舞洲にて開催し、16,000人以上を動員。RED SPIDER単独での大規模野外イベントを成功させた。翌‘17年、自身2度目となる47都道府県ツアーを敢行、そのファイナル公演を日本武道館で開催し大成功をおさめている。 自身の代表作は『爆走エンジェル』(2007年/Victor)、『大爆走エンジェル』(2010年/Victor)、その後に続く『逆ギレ・アウチ』(2013年/Universal)、『ハナジブー』(2015年/Universal)。 MIX CDの形態で発表したこのシリーズはセールス面でも好成績をおさめ、シーンに大きなインパクトを与えた。また‘12年に行ったZeppツアーの模様を収録したDVD『RED SPIDER Zepp tour 2012 〜天気晴朗ナレド波高シ〜』(2012年/カエルスタジオ)はインディーズからのリリースながら、オリコンDVDランキングで1位を記録するなど、ライブ・パフォーマンスの評価の高さを物語る結果を残している。 毒舌キャラのイメージが先行しがちなRED SPIDERだが、音楽を生業とする者としての作品作りに対する熱い情熱と、ステージで見せる毒舌MCの裏側にあるレゲエへの異常とも言える愛情は、徐々にだが日本中に伝わりつつある。 現在はアパレル・ブランド「AH MURDERZ」のプロデューサーとしてや、YouTubeチャンネル「レッドスパイダーのZUM ZUM Channel」の活動などで知られる動画クリエイターとして、またInstagram「redspiderkicks」を中心としたスニーカー・フォトグラファーとしての活動でも注目を集めている。
大阪・東成区出身のレゲエ・ディージェイ。中学生の頃より HIP HOP のラッパーとして活動を始める。'07 年、初めて目の 当たりにしたレゲエ独特のショー・スタイル“RUB A DUB”に衝撃を受けてディージェイへと転向した。 '08 年、キャリア約 1 年にして、当時横浜スタジアムで開催され、3万人上の動員を誇る夏のモンスター・イベントとして知ら れていた「横浜レゲエ祭」への出場権をかけた、トーナメント形式のオーディション・イベント「ROAD TO 横浜レゲエ祭 2008」への決勝戦進出を果たす。また'09 年に大阪アズールで行われた DEEJAY コンテスト「ダイナマイト XX-誰がいっち ゃん歌えんねん-」にて優勝。また同年、フリー・スタイル・バトル全国大会 UMB 2009 東京予選に参戦。鎮座ドープネスと の接戦の末、惜しくも敗れるも、ジャンルレスな活躍を期待できる平成生まれのニュー・フェイスとして一躍シーンの注目を集 める存在に。'10 年、3 度目の挑戦となった「ROAD TO 横浜レゲエ祭 2010」で念願の優勝、同年の「横浜レゲエ祭」への 出演を果たす。 ‘08 年に H-MAN のアルバム『不退転』に収録されたコンビネーション楽曲「デバンダ」で初のリリースを経験して以来、 様々のレーベルから楽曲を発表。「m’aider -s.o.s-」や「まだ...」などのビッグ・チューンを連発し、着実にファン層を拡大し た。 '15 年にカエルスタジオに所属することを発表。'16 年 7 月に待望のファースト・アルバム「APOLLO」をリリース。リード曲 の APOLLO STYLE は YouTube 総再生数 500 万回を超える’10年代のレゲエ・シーンを代表する一曲となった。同年、 大阪 BIG CAT で行われた自身のワンマン・ライブを収録した DVD「APOLLO THE DVD」をリリース、翌年には大阪 Zepp Namba にて「APOLLO ONE-MAN LIVE 2017」を成功させ、「APOLLO THE DVD 2」をリリース。2020 年ミニアルバム 「GAH GA」を発表。 “ファスト・ラッピン”と呼ばれる早口のスタイルと歌心を感じるフロウなど、レゲエ・ディージェイとしての己のスタイルを確立 させつつも、さまざまな音楽のエッセンスを取り込みながら常に進化をつづける最新型のアーティストとして高く評価されてい る。
頭のてっぺんからつま先まで純度100%、「浪花乃ラガ男G」の異名を持つコッテコテのレゲエ・ディージェイ。やんちゃな少年時代のとどめにレゲエ・ミュージックに出会って以来、ラガマフィン道を邁進してきた大阪が誇るエンターテイナー。 活動開始以来、ジャマイカのレゲエ・ディージェイが元来持っていた、“話芸”の部分を地元大阪の“べしゃり”文化と絶妙に融合させながら、「しらんの?」、「ほんまに言うてんの?」、「危ナイ~ス!!」、「バシバシヤバシやでしかし!!」などのヒットチューンを生み出してきた。 この日常の掛け合いの中で生まれたフレーズを大胆に取り入れる楽曲制作のスタイルは、芸歴が四半世紀を超えた今も他の追随を許さない。 またひと声でレゲエを感じさせる圧倒的な声量のダミ声は、女性シンガーとの相性の良さでも知られ、MINMIやMUNEHIROなどのフューチャリングアーティストとして数々のヒット曲をメジャーシーンに送り出している。 盟友RED SPIDERと共に生み出してきた功績も数知れず、「ギャル男撲滅キャンペーン」「プー太郎SEX禁止令」などの楽曲は、タイトルもさることながら、その絶妙に物申すべきところに物申すテーマ選びが、オーディエンスにカルチャーショックを与えるほどの鮮烈なインパクトを残し、ある種の社会現象をも生み出したとも言われる。 キャリア初期の代表曲の一つでもある「ZUM ZUM」は、今やRED SPIDERが作り上げるイベントやYouTube Channelのタイトルなどをはじめ、様々な場面に使用される関西レゲエシーンの一種のブランドとして機能し、レゲエファンで知らぬもののいない稀有なフレーズとなっている。 普段、スラックネスと呼ばれるダンスホール・レゲエの伝統芸とも言える下世話なテーマを扱った楽曲を得意とするため、ユーモラスなアーティストのイメージも強いが、近年は「凱旋MC battle」、「真・ADRENALIN」、「ZtoA MC BATTLE」などのMCバトルにも参戦し、ライミングスキルに長けたハードコアな一面にも注目が集まっている。
地元大阪を中心に20年近くものキャリアを重ねた、日本を代表する実力派のレゲエ・ディージェイ。 全国屈指のレゲエ・タウンである大阪・泉州に生まれ育ち、’03年に若干18歳でMIC握り始める。’04年に初めてジャマイカに訪れ、本場のレゲエに衝撃を受け本格始動。するとすぐさまその才能を開花させ、 “GHETTO PRINCE” の異名と共に期待の若手アーティストとしてシーンの注目を集めだした。 ‘06年頃より全国のレーベルからリリースを重ね、’08年には自身初となるフル・アルバム『GHETTO PRINCE』をリリース。リリースツアー『21 bullet』と題し、全国ツアーを敢行。’10年には2ndアルバム『WHO COME!?』をリリースすると共に、自身のさらなるスキルアップを求めてジャマイカでの長期修行の道を選ぶ。現地では首都キングストンのゲットー、シービューガーデンにて、時同じくしてジャマイカに身を置き長期修行を行なっていた盟友、CHEHONと共にレギュラーダンスを主催するなど精力的に活動。帰国後の'12年には3rdアルバムとなる『JUST REACH』、’15年には4thアルバム『Di NATURAL』を発表するなどコンスタントにリリースを重ねる。’17年、カエルスタジオに加入し、RED SPIDERの47都道府県ツアーに同行。’19年に全曲RED SPIDERプロデュースのミニ・アルバム「WEAPON GO」を発表。 馬鹿正直なほどまっすぐなリリックと、時には鋭く、時に甘いフローを持ち味に、ダンスホールからワンドロップまでオールマイティに歌い上げるスキルは超一級品。また一曲の中で物語の豊かに描写するライティング能力にも定評があり、客演アーティストとしての活躍もよく知られる。特にTAK-Zとの「祭りのあと」、「あとの祭り」の2曲は’10年代のレゲエ・シーンを代表するラブソングとして語り継がれている。また’20年にRED SPIDERと共に制作した楽曲「家族」は親子の心情と情景を等身大に描き、今も多くのファンの心を掴んで離さない。 いわゆる正統派のレゲエ・ディージェイとして、シーンへの登場以来、数々のアーティストの手本になる存在として活躍を続け、APOLLOや775を始め、その影響を公言する者は今も後を絶たない。
KAERU STUDIO MUSIC