Lyric

並行する何も起こらない日常と非日常

入りくむ秘密の交差点

灰色の顔して行きかう群衆の中で

君の右手に一輪の薔薇

グッドラックは丸まりピンボールみたいに

するりと滑り落ちるハズレの穴に

いつだって満たされなくて夢中で

あれやこれや全てを平らげているんだ

ねえ、あれって僕の耳にした

このある歌だったけかな？

ー教えてくれたのは、背中に青い傷がある人。

そんな人が本当にいたかどうかなんて

意味がないのさ

意味がないのさ　きっと

意味がないのさ

並行する何も起こらない日常と非日常

入りくむ秘密の交差点

灰色の顔して行きかう群衆の中で

君の右手に一輪の薔薇

もうこれって僕の知るよしのない

交わらない世界線のこと

―東横線、渋谷駅。

ポスターに貼られたあの人の

本当の名前がなんだったかなんて

意味がないのさ

意味がないのさ　きっと

意味がないのさ

いつ出会えたら

いつ出会えたらいいな

いつか受けとる一輪の…

並行する町からはみ出せ　彼女はきっと導いてくれる