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ザ・リバティーンズやレイザーライトの影響を色濃く感じさせる、UKガレージロック/ポストパンクリバイバルの傑作です。
134BPMのパンキッシュなリズムを基調としながらも、文学的なポエトリーリーディングのようなAメロから、感情を剥き出しにしたアンセム感あふれるサビへと一気に解放されるダイナミックな展開が特徴。温かみのあるローファイな部屋鳴りと微かなレコードのノイズが、親密でインディーライクな空気感を作り出しています。ブラシスネアを用いたハーフタイムの静かなヴァースと、フルバンドで鳴らすサビとのコントラストが秀逸です。
テーマは「誰かが作った地図(=正解の道)からの脱却」です。他人の願いが描かれただけの「ガラスの地図」が砕け散り、迷子になったことで初めて自分だけの道を見つけるというストーリー。「迷子になることは失敗じゃない」という力強いメッセージが、内省的でありながらも皮肉を交えた文学的な言葉で綴られています。
スポークンワードのブリッジを経て、劇的な転調を迎えるラストコーラスは圧倒的な熱量を持っています。レールから外れることの恐怖を「生きている証」へと昇華させてくれる、エモーショナルなインディー・ロックです。
Negi0723は、感情の揺らぎと都市の空気感を繊細にすくい取るミュージシャン。 エレクトロニックとポップ、オルタナティブの要素を横断しながら、 きらめきとノスタルジー、衝動と内省が共存するサウンドを描き出す。 印象的なメロディと映像的なリリックが特徴で、 一瞬の感情や夜の断片を切り取るような楽曲世界は、 リスナーそれぞれの記憶や物語と静かに共鳴していく。 ジャンルに縛られず、感覚を信じて音を紡ぐ。 Negi0723の音楽は、日常と非日常の境界線をやさしく溶かしていく。