Lyric

心の中に埋まっていた小さな命は

大きな木へと育っていった

移りゆく心の　雨や光を浴びて

不思議な力を持った多くの葉が芽吹いてく

ゆらゆらゆらと 風に揺られて舞う言葉は

誰の元に届くの

手を伸ばしたら触れられるのに

言葉は心に届かなくて

すれ違って心傷つけて

力無く砕け散って消える

分かり合うためだけにあるんじゃなく

誰かを支える力になる

心の傷をそっと包む

ゆらゆらゆらと風に吹かれてる言葉よ

届け届け君の元へ

温かな日差しに　守られているだけじゃ

やがて干からび　枯れて吹かぬ風を今日も待つ

傷つくことも誰かの優しさに触れる事も

この根を強く育ててくれる

思い通りにはいかなくって

優しさすらも信じられずに

全ての言葉が傷に変わり

だけど逃げ出す事も出来ずに

それでも優しく届く言葉

いつの日かその傷を包んで

やがてその木にも芽を咲かす

風に吹かれてあの空へ飛んだ言葉

誰かの心で咲くように

ゆらゆらゆらと 風に揺られて舞う言葉よ

届け届け君の元へ

心の風に思い乗せて