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yojikとwanda

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信長の武威

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人が薦めた本を読むのも良い

ピンと来ないわからなくても良い

知らないものにふれたい

新旧などは問わない

人が書いてりゃそれを読む

マジで思考が

紙に念写

心を読まれる

オカルティックな気持ち

精神世界と距離を取ってたのにな

引き寄せあうカ

夏目漱石のイギリスからの帰還

コミュニケーションとれないならばつらい

本の続きが読みたい

早く続きが読みたい

知りたい気持ちを

抑えられないならば

想像できない心

人と人の器に距離を置き過ぎていたら

それでも引き寄せられた出会い

信じられない身体

縄文の人に想いをはせていた

それゆけそれゆけそれゆけそれゆけ

  • 作詞者

    wanda

  • 作曲者

    wanda

  • プロデューサー

    yojikとwanda

  • レコーディングエンジニア

    片岡敬, wanda

  • ミキシングエンジニア

    片岡敬, wanda

  • マスタリングエンジニア

    片岡敬

  • ギター

    wanda

  • ベースギター

    服部将典

  • ドラム

    itoken

  • ボーカル

    yojik

  • バックグラウンドボーカル

    wanda

  • その他の楽器

    吉田悠樹

シーセイのジャケット写真

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yojikとwandaの5枚目のアルバムとなる『シーセイ』これまでのキャリアの集大成と言える
音源。2020年に制作された楽曲を再ミックス・マスタリングしたものに追加曲を入れたアルバム。以下はCDの流通を行っている株式会社メタカンパニーのサイトより引用した解説

[引用文]
男女ユニット”yojikとwanda”の6年ぶり5枚目にあたるフルアルバム『シーセイ』が完成!
本アルバムでは、2020年よりメンバーによる宅録&データのやり取りを元に制作された楽曲を主軸に構成。
Bandcampで発表済み/ライブで既におなじみの楽曲も新たなレコーディング+リアレンジと再ミックスを施され、緻密なポップ・サウンドから不可思議なインスト楽曲、宅録を活かした多彩な楽器の使用、そして大胆な打ち込みの導入など yojikとwanda の現時点での集大成となる全14曲を収録。歌詞のイメージを散りばめた印象的なジャケットは、広告や装丁イラストでも活躍する富山在住のイラストレーターおざわさよこ氏とデザイナー高森崇史(T&K)氏が手がけている。[引用終了]

[楽曲解説]
①シーセイ
失われ忘れられていた過去音源にwandaがエレクトリックギターとエレクトリックピアノやシンセサイザーをかぶせたタイトル曲。

②短い邂逅
ラストシーンにTB303のベースシンセや中間部のフルートの増量など、秘められたエディットが施された抒情的かつも未来への予感を暗示する長編の曲。

③私の歌
包み込むパッドシンセ、飛び交うスチールパン、wandaの歌、ピアノ、タム、コントラバス、マンドリン、yojikの3声のコーラス、時間と空間を越えた物語にならない言葉の曲。

④本を読む
世界最遅を狙ったと言われるBPM43?かとも思われるyojikとwanda風スローロック。ソロは吉田悠樹の二胡がフィーチャーされている。

⑤ヘイヒュー
モノシンセではじまりアコースティックピアノで終わる佳曲。itokenのドラムと服部将典とコントラバスとwandaのガットギターが作る16ビートシャッフルのグルーブが白眉。

⑥仕事の歌
yojikとwanda初めてのディストーションギターが使われている曲。轟音の中でポリティカルかつプライベートなメッセージがyojikによって強く歌われている。

⑦やだよ
アルバムの中で3曲だけ存在しているwandaのリードボーカル曲。淡々としたグルーブとmoogのオブリガードと呼びかけるコーラスと呼びかけられるボーカル。

⑧yw3
フルートによるリフレインがピアノやベース、ビートを呼び込むインストゥルメンタル曲。Bandcamp版より拡張されたバージョン。

⑨Free
シンセドラム、シンセベースなど機械のグルーブに力を借りながらもポリティカルな歌詞を扱う一曲。

⑩ある日曜日
2020年Bandcampシリーズとして各曲があげられた際には初めにアップされた曲。コロナ禍のため演奏者が集まることはなくリモートで録音物が集められ制作された。

11 冬の夢
10曲目のラストのガットギターによるフレーズが呼び込む11曲目。サビがyojikのバイオリンと吉田悠樹の二胡によるメロディという編成。

12 リカー
題名がテーマとなっている楽曲。各人のコラスにwandaのボーカルが絡む。王道的なコード進行に切実な歌詞がのる佳曲。

13 いらかの波
yojikが作詞作曲した曲。アルバムの歌部分のラストを飾る終曲。オルガンやピアノが曲を盛り上げる。

14 ラメント
アルバムラストの曲。30秒近くあるイントロが聴き物。

ベーシック録音とミックストリートメント、新マスタリングは片岡敬が担当。

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