Lyric

「今宵は周りに誰もいないよ？」

私は月と重なる

真夜中0時

あなたと

お酒を酌み交わす

アラームに邪魔されたくないから

特別、今夜は切っておくよ

世の中に明かりがつくまで

一緒に楽しもうよ

孤独が一つあるなら

わけ合えばいいのに

あの時はやり方がわからなかった

「時を戻す魔法を教えて」

「夢や幻想はもういらない」

せめてそっと冷たい光で私に触れて

どこかでこの月を見ている旅人に

どこかで愛に飢える孤独に

言葉に傷つく若者に

どこかに飛び立つ青い鳥へ

月がずっとそばに居るから

孤独を分かち合うから

「今週はずっと曇り空だね」

あれからしばらく一人でいるよ

あなたが霞の向こうに

居るのを感じながら

孤独がニつあるなら

溶け合えばいいのに

グラスの氷は消え

不安の色も

ほら薄くなってきたでしょう

「焦らなくてももう大丈夫」

だから

「優しい光に包まれて眠れ」

どこかでこの月を見ている旅人へ

どこかで愛に飢える孤独へ

言葉に傷つく若者へ

どこかに飛び立つ青い鳥へ

月がずっとそばに居るから

孤独を分かち合えた時

ふと思いつくメロディ

月を見て口遊むから

二人の距離は遠く近く

あなたの事をなにも

知りはしないのに

ただ一つわかること

私は生かされていた

「青い光優しいね」

寂しくなった時

思い出す

今日のあなたを

どこかでこの月を見ている旅人へ

どこかで愛に飢える孤独へ

言葉に傷つく若者へ

どこかに飛び立つ青い鳥へ

どこかでこの月を見ているあなたに

ありったけの愛を渡そう

紡いだ言葉は守るべき人に

飛び立つ新しい旅人に

月はずっとそばに居るから

今宵は静かに眠るといいさ

「やあ今宵も周りに誰もいないよ」

私は月と重なる

真夜中0時

あなたと

お酒を酌み交わす