

八月を越えても続く陽炎
アイスコーヒーすぐに溶けて
駅前の風鈴が鳴いて
夏の名残が手を引く
夕立に濡れたアスファルト
匂いが胸を締めつける
もうすぐ秋が来るけれど
伝えたい言葉がある
残残残暑申し上げます
君に届くように叫ぶよ
終わらない季節の鼓動
心はまだ夏のまま
残残残暑申し上げます
笑い合ったあの夏の日々
蝉時雨に消えぬように
強く抱きしめて
浴衣の帯を直す仕草
思い出す夜の花火大会
手を伸ばしても届かない
夏雲は流れていく
窓辺のカーテン揺れるたび
あの日の君がよみがえる
風鈴が止まるその前に
心の声を歌うよ
残残残暑申し上げます
まだ君に恋しているよ
汗ばむ風が運んできた
切ない愛のメロディ
残残残暑申し上げます
空の青が滲んでいく
すれ違う季節の隙間
君を想い続ける
夕焼けに染まる街並み
夏の終わりを告げてるけど
心は置き去りのまま
あの陽射しを探してる
残残残暑申し上げます
君に届くように叫ぶよ
終わらない季節の鼓動
心はまだ夏のまま
残残残暑申し上げます
笑い合ったあの夏の日々
蝉時雨に消えぬように
強く抱きしめて
- 作詞者
椎葉稔
- 作曲者
椎葉稔
- マスタリングエンジニア
椎葉稔
- ギター
Last Commit
- ベースギター
Last Commit
- ドラム
Last Commit
- キーボード
Last Commit
- ボーカル
Last Commit

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- ⚫︎
残残残暑申し上げます
Last Commit
- 2
残残残暑申し上げます (Instrumental)
Last Commit
──残る暑さが、まだ僕らを離してくれない。
蝉時雨の声、夕立の匂い、祭りの熱気。
それは、過ぎ去るはずの夏を呼び戻す記憶の断片。
『残残残暑申し上げます』は、
残暑をユーモラスに、そして少し切なく描き出すロックチューン。
夏の余韻に揺れる心、
笑い合った日々を忘れまいと願う気持ちが、
力強いリズムに乗せて響き渡る。
終わりを告げる季節の中でも、
“まだ夏はここにある”という熱を、
音楽として刻み込んだ一曲です。
アーティスト情報
Last Commit
現役で活躍するプログラマやエンジニアたちが集まり、結成されたバンドです。 システムと向き合う日々の中で生まれた感情を、バラードやロックに乗せて歌にする。 コードでは伝えきれない想い、レビューで消した一行、Slackに書けなかった本音。 そんな“人としてのリアル”を、音楽として刻んでいます。 最後のコミットは、心に残るためのもの。 技術と感情が交差するその瞬間を、ぜひ感じてください。
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