Lyric

駆けてゆく坂道の途中で

すれ違ったのは冬の日の幻

まだ少し寒い朝の空気は

白くまだ色のないまっさらなシャツみたい

眠りから覚め始めてる交差点でつかまった

信号のせいじゃない 動き出せずにいる私

こんな偶然 神様の悪戯だね

変わるシグナルの色がアオに変わる瞬間に気づく

胸の鼓動急かす あと少しの勇気ちょっと足りなくて

いつだって伝えたい本当の気持ちだけ言えずに

泣いてたって進まない振り返らずに前を向いて

今日から始まるBrandnew story

駆け抜けてゆこう

また君と過ごせる日常が

どうしてこんなに切なくさせる

知らない顔の友達と話してる

だから邪魔はしないよなんて片付けた

何もかもあの頃と違う

そんなこと私だって気づいてる

でもね何か期待してしまうの

どうかもう一度あの朝みたいなことが

起きてくれたらなんてまた

考えて待っている場合じゃない

君に伝えたい 私さえも知らない胸の扉の

奥に隠された本当の気持ち

落ち込んで泣くのはまだ少し早すぎる

だって何にもできてないでしょう

洗いたての制服 いつもより長めのブローで

飛び出して駅へ走る

始まりのベルをほら 天使たちが鳴らしてる

響いてる音が鳴り止まないうちに

胸の鼓動急かす あと少しの勇気

ちょっと足りなくて

いつだって伝えたい本当の気持ちだけ言えずに

泣いてたって進まない 振り返らずに前を向いて

大きく踏み出せ

胸の鼓動急かす あと少しの勇気を出して

今なら言える気がしてる

きっといつもの道で会えるよね今日こそは

『おはよう』って声をかけよう