Lyric

残心の上で

爛れたeyday

降り止まない雨の中

踠くお前の夜明け

引き裂いた声で

灯りの下へ

悔いきれない過去さえも

今この寿陵へ供える

いつか終わる灯籠

その果てまで滔々

もう動けないこの躯体

俺を見透かしているHollow

過ちに囚われきっと儚い一生

辿るこの道の一途

痞えた思いがどうして

今になって明瞭

あなたの淑やかな愛を束ねた態度

まだ霧掛かる未来を

見失う前に誓いを

安寧を捨てて

微睡むeyday

浅ましく明日を

祈り続けるお前の夜更け

決別を告げて

掲げた生命

口さがない春霞に

紛れて散りゆく定め

木洩れ日を縫うように舞った

明朗な過日すら擦過

面映ゆくなった俺をどうか笑ってくれ

夭折した未来の残像

伏したい惨状

でもまだ遠い彼岸も

お前が殺した今日の

仇討ちのようで

積み上げた記憶へ諂う

思いの欠落

その凛烈たるや

温もりでさえも恐くて

切れかけた街灯

ぎこちないsignal

稀釈された期待が

切れ間に消えてく

手放したい 猜疑や愛も

褪せてく色彩も声も全部

泥濘む思いに意味もないだろう

残心の上で

爛れたeyday

降り止まない雨の中

踠くお前の夜明け

引き裂いた声で

灯りの下へ

悔いきれない過去さえも

今この寿陵へ供える