トラックリスト
※ 試聴は反映までに時間がかかる場合があります。
※ 著作権管理事業者等が管理する楽曲は試聴できません。
DTMによるクラシック音楽制作を行う ”office M（=Studio M)” からの最新リリースはバッハの「平均律クラヴィーア曲集第1巻」となります。
言わずと知れたバッハが遺した最高傑作の一つであり、鍵盤音楽における旧約聖書とも称される偉大な作品ですが、同時にピアノを学ぶ人たちにとっても身近な曲集であり、とてつもなく難しい曲集でもあります。
すべての調を用いて作曲された平均律クラヴィーア曲集は前奏曲とフーガ、合わせて48曲から構成されており（×2巻）、それぞれが異なる個性、魅力を持ちながらも、全体として一つの壮大な宇宙を形作るという、比類のない作品となっています。
元々、無人島に持っていくなら、何度聴いても新たな発見がありそうなこの曲集をと思っていましたが、そのような意味で自分として一生聴き飽きない音楽を目指し、制作しました。ヴァーチャル・インストゥルメントもそんな観点から選択し、一番この音楽にしっくりきた” Wurly”（Audio Thing社）というエレクトリック・ピアノ音源を使用しています。バッハの落ち着いた雰囲気にミュージック・ボックスのような、優しい音色は相性抜群です。
とはいえ、1巻だけでもすべてを聴くのは結構大変で、私にとってもずっと「頭から聴いても途中で尽きてしまう曲集」「偶数番号より奇数番号が聴きやすい曲集」「フーガより前奏曲のほうがとっつきやすい曲集」でした。しかし、今は48曲の素晴らしさを知り、第12曲以降の曲集後半、それも短調のフーガの素晴らしさを知りました。是非、後半からもお聴きください。
（演奏譜面作成：KAWAI SCOREMAKER）
アーティスト情報
office M
office M（=Studio M）ではDTMによるクラシック音楽の演奏・配信を行なっています。編曲ではなく、原曲の楽譜をそのまま使い、コンピューター上で自由に演奏することで、オリジナルの音を残しながらも、異なる魅力を持つクラシック音楽を制作しています。
office Mの他のリリース
このリリースをシェア
SNS
URLをコピー
https://linkco.re/t9QFEPHQ埋め込みコードをコピー
<iframe src=https://linkco.re/embed/t9QFEPHQ width="300" height="600" frameborder="0"></iframe>