見た目じゃない 色でもない
指に伝わるわずかな感触
完熟と腐敗 その一歩手前
それが俺の選ぶ一瞬（とき）
人はまだ知らない
あの果実の声を
耳じゃない、目でもない
指で聞く あの声を
アボカドの声を聞け
誰にもわからぬこの鼓動（リズム）
ちょうどいい、ただそれだけに
この命すらかけよう
アボカドの声が聞こえる
求めてるのは完熟のmellow
サラダに、トーストに
ベストの君を届けたい
見逃される青色 ヘタがついてない個体
だが俺は知っている
その中に秘められた情熱を
時に早すぎて時に遅すぎて
泣いた夜もある
でもそんな日々が
積み重ねた毎日が
お前の声を聞かせてくれた
アボカドの声を聞け
誰にも見えないこの合図（シグナル）
熟れすぎるその前に
救い出すのが俺のディスティニー
アボカドの声が聞こえる
奇跡の瞬間がそのモーメント
最高の食卓のために
今日も俺は選び続ける
- 作詞者
Oft’n
- 作曲者
Oft’n
- プロデューサー
Oft’n
- ボーカル
Oft’n
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アボカドの声を聞け
Oft’n
その果実は、何も語らない。でも、確かに“声”がある。
『アボカドの声を聞け』は、完熟というわずかな瞬間を見極める者だけがたどり着ける、静かで熱い情熱を歌い上げた一曲。見た目や色に惑わされず、わずかな指先の感覚で「その時」を感じ取る——まさにアボカド選びを極めし者のバラードです。
柔らかすぎても、固すぎてもだめ。熟しきるその直前こそが、奇跡のタイミング。人には聞こえないその声を「感じる」ことで、最高の一皿が生まれる。サラダに、トーストに、愛を込めて完熟を選ぶ。その執念と誇りを、熱く力強い言葉で綴った本楽曲は、すべての“こだわり派”に捧げる賛歌。
今日もまた、指先に神経を研ぎ澄ませる。すべては、最高のアボカドのために——。
アーティスト情報
Oft’n
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