

シロップ濃いめの
かき氷と
ごまかした恋は
薄くなったころ
本当の味がする
海の家の裏
青いベンチに
影がふたつ並んでた
君は赤いところだけ
そっとすくった
甘いところから
先になくなるねって
何でもない顔で
僕の心を言った
波の音が
近すぎて
言えないことを
聞こえないふりした
薄くなったころ
本当の味がした
甘いだけなら
よかったのに
冷たいふりして
溶けていくほど
君を好きだと
ばれていく
薄くなったころ
本当の味がした
海の底で
まだ残ってる
言えなかった
僕のノイズ
濃いところだけ
選んで食べた
楽しい話だけ
選ぶみたいに
濡れた砂が
足あとを覚えてる
消える前から
残ることを知ってる
君が笑うたび
潮風がぬるくなる
好きって言葉だけ
舌の奥で溶けていた
ふざけた声で
近くにいれば
この距離も
ごまかせると思ってた
でも氷が溶けて
色がうすくなるほど
隠してた部分が
見えてしまった
波の音にまざって
胸が少し鳴る
名前をつける前の恋が
いちばんうるさい
薄くなったころ
本当の味がした
君の前では
まだ笑ってた
甘さは
消えたんじゃない
海にまぎれて
分からなくなっただけ
恋もたぶん
似ていて
薄くなるほど
嘘がなくなる
薄くなったころ
本当の味がした
甘いだけなら
よかったのに
冷たいふりして
溶けていくほど
君を好きだと
ばれていく
薄くなったころ
本当の味がした
海の底で
まだ残ってる
言えなかった
僕のノイズ
帰り道
カップの底に
赤だけが残ってた
波はずっと
知らないふりをしてた
- 作詞者
SNOIZ
- 作曲者
SNOIZ
- プロデューサー
SNOIZ
- ボーカル
SNOIZ

SNOIZ の“薄くなったころ”を
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薄くなったころ
SNOIZ
甘さが薄くなってから、本当の気持ちに気づいてしまう恋がある。
SNOIZ「薄くなったころ」は、海の家のかき氷に重ねて、言えないまま滲んでいく夏の恋を描いたエモーショナルソング。
シロップの濃いところだけを選ぶように、楽しい話だけを選んでいた二人。それでも氷が溶けて色が薄くなるほど、隠していた想いだけが見えてしまう。甘いだけでは終われなかった、名前をつける前の恋のノイズを閉じ込めた一曲。
アーティスト情報
SNOIZ
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