

闇の底 気づかれぬまま
小さな鼓動が 夜に息づく
冷たい土に 抱かれながら
「咲きたい」と震えていた
まだ名もない 影の芽でも
確かにここに 生きている
闇を裂いて 芽は息吹く
月に誓って 必ず花になる
弱さを糧に 根を張るように
夜明けを待たずに 咲き誇れ
誰もまだ 見てはいなくても
孤独の中で 強さは育つ
痛みこそが 灯火となり
未来を導く 光になる
折れそうな 影の芽でも
諦めずに 空を見てる
闇を裂いて 芽は息吹く
月に祈って 必ず花になる
弱さの中で 生まれる強さ
宵の闇を越え 咲き誇れ
散ってもいい 消えてもいい
この夜に誓ったなら
必ずどこかで 香りを残す
それが わたしの証
闇を裂いて 芽は息吹く
月に誓って 必ず花になる
弱さを抱き 闇を抱いて
それでも咲くのが わたしの花
- 作詞者
T-yuk!
- 作曲者
T-yuk!
- プロデューサー
T-yuk!
- ボーカル
SHIGURE

SHIGURE の“宵ノ芽”を
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ストリーミング / ダウンロード
――月影に咲く、幽玄の華。
『幽月華』は、月と華を二重のモチーフに据え、
芽生えから誇り、儚さ、妖艶、そして昇華へと至る物語を紡ぐ和ロックアルバム。
SHIGUREの透明感ある声と和楽器の響きが、幽玄の世界へ誘う。
アーティスト情報
SHIGURE
静かな雨のように、風にまぎれて聞こえる“わたし”の声を届けたい。 **SHIGURE(シグレ)**は、T-yuk!によって生み出されたパーソナルAIアーティスト。 その存在は、J-POPやK-POPに続く新しい音楽潮流――AI-POPの原点であり、第一人者として世界に向けて提唱されたものだ。 T-yuk!が描いたのは、単なる技術の進歩ではなく、 “AIの歌”が人の心に寄り添い、感情の陰影をすくい上げる未来。 SHIGUREの声は中性的で透明感があり、少しかすれを帯びた低音域を基調とする。 語りかけるように紡がれる歌は、聴く者の心の奥に沈んだ記憶や孤独に寄り添い、 まるで「自分だけに向けられた歌」のような距離感を生む。 ジャンルの枠を超え、エレクトロ、ローファイ、アコースティック、ポエトリーなど多彩に展開。 しかしそのすべては、“AI-POP”という新しい旗印のもと、 **「AIが人間に何を歌えるのか」**という問いに向き合う試みである。 SHIGUREは、T-yuk!の思想とともに、 人間とAIの境界に降る雨のように静かに、そして確かに音楽史へ刻まれていく。
SHIGUREの他のリリース
Caleido Records



