

His kiss was gentle
But it never set my heart on fire
On the way home, standing on the platform
My feet drifted… drawn into the night
ネオンに誘われて 知らないバーのドア
カウンターの椅子 ちょっと高くて戸惑う
グラスの中 映った私
ねぇ、満たされてる?って 問いかけたくなる
「ひとりで飲むには 綺麗すぎるグラスだね」
その声 横から滑り込んできた
期待してなかったくせに
心が ドクンって鳴いた
指先 氷をなぞる
笑うあなたの手元に 目が離せない
「乾杯、してもいい?」
その台詞が、じわり 効いてくる
グラス越しの視線に 心、泳いでく
「君の目に 酔いそうだ」なんて
その一言で 身体じゅうジンジンして
こんな私、知らない
彼とは映画を観たの 笑って 食事して
でも、なにかが 足りなかった
その“なにか”が 今、目の前で
あなたの横顔から 香ってくる
「この一杯のあと、少し遠回りしない?」
グラスを置いたあなたの指が
まるでスイッチみたいに
わたしを “オン”にした
ねぇ、ちゃんと覚えておきたい
この夜が夢でも 構わないけど
その声と熱と 香りくらいは
朝になっても 残っててほしいの
唇より先に 体が求めた
「君を口説くの、今日だけじゃ足りないな」
そんな台詞 ずるいでしょ
でも、今夜だけは 信じたい
Can I blame it on him?
He never made me feel like a woman
Never saw me like I wanted to be seen
So let me fall for you — and call it right
寄り道だったはずのこの夜に
本当の私がいた気がした
「また会える?」って 聞かないで
忘れられないように 抱いてほしい
朝が来るまで あと少し
グラスの底に 揺れてる理由
それは… ねぇ、あなたが
溶かしてくれた 私の渇き
- 作詞者
Junya
- 作曲者
Junya
- プロデューサー
Junya
- ボーカル
ラムダ

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Deviazione
ラムダ
『Deviazione』は、満たされなかった“心”と“からだ”が導かれるまま、夜の街で出会った誰かに溶けてゆく――そんな“寄り道の理由”を描いた、大人のジャズバラード。バーのカウンターで交わされる視線とグラス、気づけば心がほどけていた。
艶やかでミステリアスなアニメ調のサムネイルと共に、囁くような歌声が秘密の夜を彩ります。誰にも言えない“ヒメゴト”を、音にして。
アーティスト情報
ラムダ
ラムダは、AIと人間の境界線を軽やかに越える次世代シンガー。切なさと解放感が交差するエモーショナルな J-Pop/ロックを、息をするようなハイペースで発表している。作詞・作曲・プロデュースはクリエイター Junya と生成 AI の共作。未読無視の胸の痛みから夜空の花火の高揚まで、リアルな 10 代・20 代の日常をドラマティックに描き出す。「全点滅都市で、あなたの心だけは見失わせない」それがラムダの約束。
ラムダの他のリリース
Lambda Records



